9月22日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
3位の東北楽天ゴールデンイーグルスは、浅村栄斗の3本塁打7打点の活躍などで、2位の千葉ロッテマリーンズとの直接対決を制した。
4位の北海道日本ハムファイターズと、5位の埼玉西武ライオンズの一戦は、序盤に2本塁打でリードを奪った日本ハムが快勝。好投の上沢直之は7勝目を手にした。
最下位のオリックス・バファローズは、山本由伸が福岡ソフトバンクホークスのエース・千賀滉大に投げ勝ち、1対0で勝利。吉田正尚が殊勲の本塁打を放った。
22日に行われた試合の詳細は以下の通り。
楽天対ロッテ
楽天は初回、田中和基の7号先頭打者本塁打で先制するも、その後3点を失い逆転を許してしまう。しかし4回、浅村栄斗の25号ソロで1点差とすると、5回には鈴木大地のタイムリーで同点、さらに浅村の26号2ランで勝ち越しに成功。浅村は7回にもタイムリー、8回にも27号3ランと、3本塁打を含む4安打7打点の大暴れを見せた。投げては3番手で登板したD.J.ジョンソンが移籍後初登板で、来日初勝利を手にした。
一方のロッテは3回、安田尚憲のタイムリーで一時は逆転したものの、先発の石川歩が7回途中8失点と粘れず、逆転負けを喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/22(火) | 楽天 12-4 ロッテ | 辛島 石川 | 勝:D.J.ジョンソン 敗:石川 |
9/23(水) | 楽天 vs ロッテ | 涌井 小島 | 勝: 敗: |
9/24(木) | 楽天 vs ロッテ | 勝: 敗: |
西武対日本ハム
日本ハムは初回、中田翔の26号2ランで幸先良く先制。2回には清水優心の2号2ランが飛び出し、4回には西川遥輝のタイムリーでリードを5点とした。投げては先発の上沢直之が7回6安打1失点、7奪三振の好投を見せ、今シーズン7勝目をマークした。
一方の西武は、先発の髙橋光成が4回途中5失点で降板。リリーフ陣は日本ハム打線に追加点を許さなかったが、打線が栗山巧のタイムリーによる1点に終わり、完敗を喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/22(火) | 西武 1-5 日本ハム | 髙橋光 上沢 | 勝:上沢 敗:髙橋光 |
9/23(水) | 西武 vs 日本ハム | 浜屋 バーヘイゲン | 勝: 敗: |
9/24(木) | 西武 vs 日本ハム | 勝: 敗: |
ソフトバンク対オリックス
オリックスは2回、4番の吉田正尚の12号ソロで先制。これが両チーム唯一の得点で、決勝点となった。先発の山本由伸は7回3安打無失点、7奪三振の快投で、ソフトバンクのエース・千賀滉大に投げ勝ち、今シーズン6勝目を手にした。
一方のソフトバンクは、千賀が8回5安打1失点、9奪三振と、こちらも好投を見せたが、吉田の一発に泣き、5敗目を喫した。打線はオリックス投手陣の前に4安打無得点と、好投の千賀を援護できなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/22(火) | ソフトバンク 0-1 オリックス | 千賀 山本 | 勝:山本/セ:ディクソン 敗:千賀 |
9/23(水) | ソフトバンク vs オリックス | 武田 田嶋 | 勝: 敗: |
9/24(木) | ソフトバンク vs オリックス | 勝: 敗: |
パ・リーグ順位表
9月22日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ソフトバンク | 81 | 46 | 32 | 3 | .590 | ─ |
2 | ロッテ | 81 | 45 | 34 | 2 | .570 | 1.5 |
3 | 楽天 | 81 | 40 | 38 | 3 | .513 | 4.5 |
4 | 日本ハム | 81 | 38 | 40 | 3 | .487 | 2 |
5 | 西武 | 79 | 36 | 41 | 2 | .468 | 1.5 |
6 | オリックス | 81 | 28 | 48 | 5 | .368 | 7.5 |
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