10月2日、セ・リーグの試合が行われた。
2位の阪神タイガースは投打が噛み合い、1位の読売ジャイアンツに快勝。巨人の優勝マジックは21のまま変わらず、両チームのゲーム差は11.5となった。
3位・横浜DeNAベイスターズ対4位・中日ドラゴンズの一戦は、終盤に勝ち越した中日が勝利。主砲・ビシエドの15号3ランで勝負を決め、中日が0.5ゲーム差に迫っている。
13安打8得点と打線が活発だった広島東洋カープが、東京ヤクルトスワローズに打ち勝った。ヤクルトは3連勝を逃し、1日で最下位に逆戻り。
10月2日に行われた試合の詳細は以下の通り。ヤクルト対広島
序盤から両チームが点を奪い合い、3対3の同点で迎えた5回、広島は長野久義の犠飛、菊池涼介のタイムリーで2点を勝ち越す。8回にも代打の會澤翼、田中広輔のタイムリーで2点を追加し、ヤクルトを突き放した。投げては6回3安打3失点に抑えた床田寛樹が、今シーズン3勝目をマークした。
一方のヤクルトは、青木宣親の17号2ラン、西田明央の5号ソロなどで序盤は食らいついたが、中盤で離されてしまった。先発の高梨裕稔が2回2失点で降板するなど、試合を作ることができなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/2(金) | ヤクルト 5-7 広島 | 高梨 床田 | 勝:床田/セ:フランスア 敗:クック |
10/3(土) | ヤクルト vs 広島 | スアレス 森下 | 勝: 敗: |
10/4(日) | ヤクルト vs 広島 | 勝: 敗: |
DeNA対中日
中日は2点を追う5回、大島洋平、高橋周平のタイムリーなどで4得点を挙げ、逆転に成功。6回に同点とされるも、8回に主砲・ビシエドの15号勝ち越し3ランが飛び出し、DeNAに打ち勝った。投げては4番手の福敬登が、今シーズン5勝目を手にした。
敗れたDeNAは、スタメンに復帰したオースティンの10号2ランなどで序盤をリード。逆転を許した後も、佐野恵太の15号ソロなどで同点としたが、石田健大ががビシエドに痛い一発を浴びてしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/2(金) | DeNA 5-8 中日 | 井納 清水 | 勝:福/セ:R.マルティネス 敗:石田 |
10/3(土) | DeNA vs 中日 | 濱口 福谷 | 勝: 敗: |
10/4(日) | DeNA vs 中日 | 勝: 敗: |
阪神対巨人
阪神は2回、大山悠輔の23号ソロで先制に成功。5回には糸井嘉男のタイムリーでリードを3点とする。1点を返された直後の8回裏には、一死二塁から近本光司の内野安打に悪送球が絡み、ダメ押しの4点目を入れた。投げては先発の西勇輝が8回5安打1失点、8奪三振の好投で今シーズン8勝目を挙げた。
巨人は先発の今村信貴が、5回途中6安打3失点で降板。打線もウィーラーの9号ソロによる1点に止まり、投打に精彩を欠いた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/2(金) | 阪神 vs 巨人 | 西勇 今村 | 勝:西勇輝 敗: |
10/3(土) | 阪神 vs 巨人 | ガンケル 畠 | 勝: 敗: |
10/4(日) | 阪神 vs 巨人 | 勝: 敗: |
セ・リーグ順位表
10月2日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 87 | 55 | 28 | 4 | .663 | M21 |
2 | 阪神 | 88 | 44 | 40 | 4 | .524 | 11.5 |
3 | DeNA | 91 | 42 | 44 | 5 | .488 | 3 |
4 | 中日 | 90 | 41 | 44 | 5 | .482 | 0.5 |
5 | 広島 | 88 | 34 | 46 | 8 | .425 | 4.5 |
6 | ヤクルト | 88 | 34 | 48 | 6 | .415 | 1 |
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