8月28日、各地でプロ野球セ・リーグの試合が行われた。
東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズの試合は、2-2の引き分けに終わった。村上宗隆（ヤクルト）が31号本塁打を放った。中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合は、1-1の引き分け。ビエイラ（巨人）が30試合連続無失点の球団記録を達成した。広島東洋カープ対阪神タイガースの試合は、広島が7-6で勝利し3連勝を飾った。
ヤクルト対DeNA
ヤクルトは初回、村上宗隆の本塁打で2点を先制する。投げては先発のサイスニードが7回途中2失点と試合を作り、今野龍太、清水昇、マクガフの中継ぎ陣はともに1回無失点だった。しかし初回の得点以降、追加点を奪うことができず、引き分けに終わった。
DeNAは0-2と2点ビハインドで迎えた5回、宮﨑敏郎の2試合連続本塁打で1点差に詰め寄る。そのまま迎えた7回には佐野恵太がソロ本塁打を放ち同点に追いつく。先発のロメロが6回2失点と好投。7回からは山崎康晃、エスコバー、三嶋一輝のリレーでヤクルト打線を封じ込めた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/27(金) | ヤクルト 0-4 DeNA | 奥川 京山 | 勝：京山 敗：奥川 |
| 8/28(土） | ヤクルト 2-2 DeNA | サイスニード ロメロ | |
| 8/29(日） | ヤクルト DeNA | 原 今永 | 勝： 敗： |
中日対巨人
中日は2回、ビシエドの本塁打で1点を先制する。投げては先発の柳裕也が6回1失点（自責0）と試合を作り、7回からは継投策で巨人打線を封じこめる。しかし追加点を奪うことができず引き分けに終わった。先発の大野雄は、「1点も取られたくなかったです。球数が増えてしまったことを反省したい」とコメントしている。
巨人は0-1と1点ビハインドの6回、2死満塁のチャンスで大城卓三が適時打を放ち同点に追いつく。投げては先発の戸郷翔征が8回1失点の好投。9回はビエイラが無失点で締めた。ビエイラは球団新記録となる30試合連続無失点を達成している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/27(金) | 中日 4-1 巨人 | 大野雄 山口 | 勝：大野雄／セ：R.マルティネス 敗：山口 |
| 8/28(土） | 中日 1-1 巨人 | 柳 戸郷 | |
| 8/29(日） | 中日 巨人 | 小笠原 高橋 | 勝： 敗： |
広島対阪神
広島は3-1と2点リードで迎えた3回、鈴木誠也と菊池涼介の本塁打で2点を奪い5-1とリードを広げる。その後5-4と1点差に詰め寄られた6回には林晃汰が2点本塁打を放ち7-4と突き放す。その後、中継ぎ陣がリードを守りきり逃げ切り勝ちを収めた。3番手のケムナ誠が2回1失点の内容で今シーズン初勝利をマークした。
阪神は先発の村上頌樹が3回5失点と試合を作ることができなかった。打線はロハスの2適時打など12安打を放ち6点を奪うも及ばなかった。佐藤輝明にプロ入り後初めて代打が出されている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/27(金) | 広島 6-4 阪神 | 大瀬良 西勇 | 勝：大瀬良／セ：栗林 敗：西勇 |
| 8/28(土） | 広島 7-6 阪神 | 野村 村上 | 勝：ケムナ／セ：栗林 敗：村上 |
| 8/29(日） | 広島 阪神 | 床田 秋山 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
8月28日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 98 | 55 | 40 | 3 | .579 | - |
| 2 | 巨人 | 98 | 49 | 37 | 12 | .570 | 1.5 |
| 3 | ヤクルト | 92 | 46 | 35 | 11 | .568 | 0.5 |
| 4 | 中日 | 99 | 37 | 48 | 14 | .435 | 11 |
| 5 | DeNA | 98 | 36 | 49 | 13 | .424 | 1 |
| 5 | 広島 | 95 | 36 | 49 | 10 | .424 | 0 |
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