7月12日に各地でセ・リーグ3試合が行われた。
広島東洋カープ対中日ドラゴンズの試合は、広島が終始試合をリードし、連日の二桁安打で勝利した。
ほっともっとフィールド神戸では、東京ヤクルトスワローズが読売ジャイアンツとの接戦を制し、セ・リーグ首位に立った。
阪神タイガースは、先発の岩貞祐太が8回無失点の好投を見せ、横浜DeNAベイスターズとのカード勝ち越しを決めた。
12日に行われた試合の詳細は以下の通り。
中日vs広島
広島は初回、西川龍馬のタイムリーで1点を先制。3回にも鈴木誠也のタイムリーで1点を追加し、リードしたまま試合終盤を迎える。7回には西川、鈴木、堂林翔太らのタイムリーで4点を追加し、試合を決定づけた。
投げては先発の遠藤淳志が6回1失点、9奪三振の好投を見せ、今季初勝利。また、自身にとっては先発初白星となった。
中日は、注目のドラフト1位ルーキー・石川昂弥がこの日昇格し、7番三塁でスタメンデビューを飾る。2回の第1打席で遠藤の変化球をさばき、レフト線への二塁打とし、初打席初安打を記録。以降は3打席連続三振に倒れたが、大器の片鱗を見せた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/10(金) | 中日 2-1 広島 | 大野 大瀬良 | 勝:R.マルティネス 敗:フランスア |
7/11(土) | 中日 4‐19 広島 | 勝野 床田 | 勝:床田 敗:勝野 |
7/12(日) | 中日 2-7 広島 | 遠藤 梅津 | 勝:遠藤 敗:梅津 |
巨人vsヤクルト
ヤクルトは初回、村上宗隆のタイムリーツーベースで1点を先制。3回には青木宣親の4号ソロで1点を追加。5回にも村上のタイムリーが飛び出し、1点リードで終盤へ。投げては先発の高梨裕稔が5回2失点と試合を作り、6回以降は4投手による小刻みな継投で、巨人打線を振り切った。
巨人は中島裕之の3号ソロ、丸佳浩のタイムリーで1点差にまで詰め寄ったが、6回以降は2安打に封じ込まれ、接戦を落としてしまった。
この試合でヤクルトは巨人を抜き、セ・リーグ単独首位に立った。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/10(金) | 巨人 中止 ヤクルト | 戸郷 石川 | ─ |
7/11(土) | 巨人 4-9 ヤクルト | サンチェス 小川 | 勝:小川 敗:サンチェス |
7/12(日) | 巨人 2‐3 ヤクルト | 桜井 高梨 | 勝:高梨/セ:石山 敗:桜井 |
阪神vsDeNA
阪神・岩貞祐太、DeNA・平良拳太郎の両先発が好投を見せた試合は、5回まで両チーム無得点の展開。6回、阪神が二死二塁から大山悠輔のタイムリーで均衡を破ると、8回にも大山のタイムリーで2点をリード。
藤川球児が登録抹消となった阪神は、最終回のマウンドへスアレスを送る。DeNAのロペスにタイムリーを許し、1点差にまで迫られたが粘り切り、阪神がカード勝ち越しを決めた。
藤川にかわりクローザーを務めたスアレスは、「ここまで勝ちで繋いでくれたチームの為にしっかりと抑えたい気持ちでいっぱいだったよ」と話した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
7/10(金) | 阪神 3-2 DeNA | 青柳 大貫 | 勝:青柳 敗:大貫 |
7/11(土) | 阪神 2-4 DeNA | 西勇 今永 | 勝:石田/セ:山崎 敗:藤川 |
7/12(日) | 阪神 2-1 DeNA | 岩貞 平良 | 勝:岩貞/セ:スアレス 敗:平良 |
セ・リーグ順位表
7月11日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヤクルト | 19 | 11 | 7 | 1 | .611 | ─ |
2 | 巨人 | 18 | 10 | 7 | 1 | .588 | 0.5 |
3 | DeNA | 20 | 11 | 9 | 0 | .550 | 0.5 |
4 | 広島 | 18 | 8 | 9 | 1 | .471 | 1.5 |
5 | 中日 | 21 | 8 | 12 | 1 | .400 | 1.5 |
6 | 阪神 | 18 | 7 | 11 | 0 | .389 | 0 |
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