4月27日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズの試合は、西武が3-1で勝利し連敗を6で止めた。オリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合は、5-5の引き分けに終わっている。楽天が首位に浮上した。福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの試合は、日本ハムが7-2で勝利し2連勝となった。
西武対ロッテ
西武は0-1と1点ビハインドの4回、1死二、三塁のチャンスで中村剛也が2点適時打を放ち逆転に成功する。5回にも1点を加え3−1。投げては先発の上間永遠が5回1失点の好投。その後を中継ぎ陣が無失点リレーで締めくくった。上間はプロ初勝利をマークしている。
その上間は、「とにかく自分のピッチングに集中してゼロに抑えよう、と思って今日はマウンドに上がりました。調子自体は良くも悪くもなかったですが、自分のボールは投げられたと思います」と振り返っている。
ロッテは3回、荻野貴司の適時打で1点を先制するもその後が続かなかった。先発の石川歩は8回3失点で完投負け。この試合でNPB史上358人目となる通算1000投球回を達成した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
4/27(火) | 西武 3-1 ロッテ | 上間 石川 | 勝:上間/セ:増田 敗:石川 |
4/28(水) | 西武 ロッテ | 今井 小島 | 勝: 敗: |
4/29(木) | 西武 ロッテ | 勝: 敗: |
ソフトバンク対日本ハム
日本ハムは初回、渡邉諒の適時打で1点を先制する。3回には大田泰示の適時三塁打で2点を追加し3-0。その後も攻撃の手を緩めず、13安打7得点と打線が爆発した。渡邉は4安打と気を吐いている。投げては先発の加藤貴之が7回2失点の好投で今シーズン2勝目をマークした。
試合を作った加藤は、「先制点を取ってもらったことでリズム良く投げることができました。4回、先頭バッターにフォアボールを出して、結果的に失点してしまった部分は反省したいです。味方打線の援護と好守備、そして清水のリードに感謝です」と振り返った。
ソフトバンクは先発の笠谷俊介が3回3失点と試合を作れず、2番手のスチュワート・ジュニアも2.2回4失点と打ち込まれた。打線は日本ハム投手陣の前に4安打に抑え込まれ2得点に終わっている。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
4/27(火) | ソフトバンク 2-7 日本ハム | 笠谷 加藤 | 勝:加藤 敗:笠谷 |
4/28(水) | ソフトバンク 日本ハム | 和田 伊藤 | 勝: 敗: |
4/29(木) | ソフトバンク 日本ハム | 勝: 敗: |
オリックス対楽天
楽天は1-3と2点ビハインドの8回、浅村栄斗の適時二塁打で1点差に詰め寄る。その裏2点を失い2-5と3点ビハインドとなった9回。1死満塁のチャンスで鈴木大地と島内宏明に適時打が生まれ試合を振り出しに戻す。最後は松井裕樹が締め引き分けに持ち込んだ。
オリックスは3-2と1点差の8回、杉本裕太郎が2点本塁打を放ち5-3と突き放す。しかし9回に中継ぎ陣が乱れ同点に追いつかれた。先発の田嶋大樹は7回1失点の好投を見せるも勝ち負けはつかず。
その田嶋は、「ランナーが出てからもしっかりと要所要所を抑えることができた。先発としての仕事ができたところはよかった」と振り返った。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
4/27(火) | オリックス 5-5 楽天 | 田嶋 岸 | |
4/28(水) | オリックス 楽天 | 山本 則本昂 | 勝: 敗: |
パ・リーグ順位表
4月27日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 楽天 | 27 | 13 | 9 | 5 | .591 | - |
2 | ソフトバンク | 27 | 14 | 10 | 3 | .583 | 0 |
3 | ロッテ | 28 | 13 | 11 | 4 | .542 | 1 |
4 | 西武 | 26 | 11 | 12 | 3 | .478 | 1.5 |
5 | オリックス | 28 | 10 | 13 | 5 | .435 | 1 |
6 | 日本ハム | 26 | 8 | 14 | 4 | .364 | 1.5 |
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