7月28日、各地でプロ野球エキシビションマッチが行われた。
東京ヤクルトスワローズが4-3でオリックス・バファローズに競り勝った。ヤクルトはオスナ、松本友に一発。福岡ソフトバンクホークスは、中谷将大が押し出しの四球を選び、横浜DeNAベイスターズに5-4でサヨナラ勝ち。
ヤクルト対オリックス
ヤクルトは初回、坂口智隆のタイムリーに、オスナの2ランで3点を先制。4回には松本友のソロ本塁打でリードを4点に広げた。先発の高橋奎二は4回を投げて3安打無失点、4奪三振の好投。2番手の高梨裕稔は4回3失点と打ち込まれたが、最後は杉山晃基が締めて逃げ切った。
敗れたオリックスは、先発の増井浩俊が5回5安打4失点といまひとつ。「バッターと勝負しないといけないところで、ストレートの四球を出してしまったことなどは反省しないといけません」と振り返りながらも「後半戦に向けていい結果につなげていけるように、しっかりと調整していきたいと思います」と前を向いた。打線は4点を追う終盤、T-岡田、佐野如一の一発などで3点を返すも、あと一歩及ばず。
ソフトバンク対DeNA
ソフトバンクは1点を追う3回、リチャードの2ランで逆転に成功。直後に再びリードを奪われるも、7回には今宮健太のタイムリー、8回には谷川原健太のソロ本塁打で追いつくと、最後は中谷将大が押し出しの四球を選んでサヨナラ勝ちを決めた。
先発のスチュワート・ジュニアは5回を投げて6安打4失点と課題を残すも、7奪三振と持ち味を発揮。6回以降はリリーフ陣が0点に抑え、逆転劇を呼び込んだ。
一方のDeNAは、先発のロメロが6回5安打2失点と好投。打線も牧秀悟の一発や伊藤裕季也、楠本泰史のタイムリーで一時はリードするも、リリーフ陣が粘り切れなかった。
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