9月10日、各地でプロ野球セ・リーグの試合が行われた。
中日ドラゴンズは4本塁打を含む12安打を放ち、10-1で読売ジャイアンツに大勝。阪神タイガースは4-1で広島東洋カープに勝利し、西勇輝が通算100勝目を手にした。
巨人対中日
中日は初回、京田陽太の2号先頭打者本塁打で幸先良く先制。その後も福田永将の6号ソロ、京田の3号2ラン、木下拓哉の9号2ランが飛び出し、12安打10得点と巨人を圧倒した。
先発の大野雄大は7回5安打1失点と好投し、今シーズン6勝目。「今日もボール自体は荒れていたのですが、木下拓が強気のリードをしてくれて、逃げることなく7イニング投げることができました」と女房役への感謝を語った。
敗れた巨人は、投打で精彩を欠いた。先発の髙橋優貴は5回途中7安打5失点でKO。「昨日作ったいい流れを自分の投球で悪い流れにしてしまい申し訳ないです」と反省を口にした。打線も岡本和真の36号ソロによる1点のみに抑え込まれ、大敗を喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/10(金) | 巨人 1-10 中日 | 髙橋 大野雄 | 勝:大野雄 敗:髙橋 |
9/11(土) | 巨人 中日 | メルセデス 柳 | 勝: 敗: |
9/12(日) | 巨人 中日 | 勝: 敗: |
広島対阪神
阪神は1-1で迎えた6回、一死満塁から代打・サンズのタイムリーなどで勝ち越しに成功。8回には近本光司のタイムリーで4点目を挙げ、広島を突き放した。
先発の西勇輝は、5回5安打1失点と好投。自らの代打で出たサンズが勝ち越し打を放ち、6回以降をリリーフ陣が無失点で抑えたため、西勇が今シーズン5勝目をマーク。通算100勝目を手にした。
一方の広島は、先発の大瀬良大地が6回10安打3失点と粘りの投球。しかし打線が坂倉将吾の犠飛による1点のみにとどまり、援護できなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
9/10(金) | 広島 1-4 阪神 | 大瀬良 西勇 | 勝:西勇 敗:大瀬良 |
9/11(土) | 広島 阪神 | 高橋昂 秋山 | 勝: 敗: |
9/12(日) | 広島 阪神 | 勝: 敗: |
セ・リーグ順位表
9月10日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 阪神 | 108 | 60 | 44 | 4 | .577 | - |
2 | ヤクルト | 102 | 50 | 40 | 12 | .556 | 3 |
3 | 巨人 | 109 | 52 | 42 | 15 | .553 | 0 |
4 | 中日 | 109 | 42 | 53 | 14 | .442 | 10.5 |
5 | 広島 | 106 | 42 | 54 | 10 | .438 | 0.5 |
6 | DeNA | 108 | 41 | 53 | 14 | .436 | 0 |
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