8月18日、プロ野球パ・リーグの試合が行われた。
投打が噛み合った千葉ロッテマリーンズは、5-3で埼玉西武ライオンズに快勝。福岡ソフトバンクホークスは3-0で東北楽天ゴールデンイーグルスに勝利し、4試合連続無失点の球団新記録を達成した。オリックス・バファローズは5-2で北海道日本ハムファイターズに勝利した。
ロッテ対西武
ロッテは2回、安田尚憲、藤岡裕大のタイムリーで2点を先制。同点に追いつかれた直後の5回に相手のミスで勝ち越すと、6回にはエチェバリアの2点タイムリーで西武を突き放した。
投げては先発の小島和哉が、6回5安打2失点と好投し、今季6勝目。国吉佑樹、佐々木千隼、益田直也と繋いでリードを守り切った。
敗れた西武は、先発のニールが6回途中5失点（自責4）と打ち込まれ4敗目。打線は山川穂高の「手ごたえは完璧でした」という14号ソロなどで追い上げたが、及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/17(火) | ロッテ 2-8 西武 | 岩下 髙橋 | 勝：髙橋 敗：岩下 |
| 8/18(水） | ロッテ 5-3 西武 | 小島 ニール | 勝：小島／セ：益田 敗：ニール |
| 8/19(木） | ロッテ 西武 | 鈴木 本田 | 勝： 敗： |
楽天対ソフトバンク
ソフトバンクは初回、栗原陵矢、デスパイネのタイムリーで2点を先制。2回には柳田悠岐のタイムリーでリードを3点に広げた。先発の千賀滉大は「もう後がない状況だと、自分で自分を追い込んで投げました」と並々ならぬ覚悟でマウンドに上がり、6回2安打無失点・6奪三振で今季2勝目を手にした。
一方の楽天は、先発の早川隆久が6回を投げて10安打を浴びながらも、3失点と粘りの投球。しかし打線が沈黙し、完封負けを喫した。
ソフトバンクはこの試合で4試合連続無失点と、42イニング連続無失点の2つの球団新記録を樹立した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/17(火) | 楽天 ソフトバンク | 則本昂 マルティネス | |
| 8/18(水） | 楽天 0-3 ソフトバンク | 早川 千賀 | 勝：千賀／セ：岩嵜 敗：早川 |
オリックス対日本ハム
オリックスは2-2で迎えた5回、安達了一のタイムリーで勝ち越しに成功。8回には吉田正尚の19号2ランで追加点を挙げ、日本ハムを突き放した。
来日初先発のスパークマンは、4回3安打2失点とまずまずの投球を披露。「個人的には約2年振りの先発だったから、ある程度投げられたことはよかったと思うけど、次回投げる時はしっかりと5回以上、投げられるようにしていきたいね」と次回登板へ向けての課題を口にした。3番手で1.1回を無失点に抑えた吉田凌が、今季初登板で1勝目。
一方の日本ハムは、先発の河野竜生が5回途中3失点と試合を作れず。打線は3回に王柏融のタイムリーで同点に追いついたが、追加点を挙げることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/17(火) | オリックス 日本ハム | 山崎 伊藤 | 勝： 敗： |
| 8/18(水） | オリックス 5-2 日本ハム | スパークマン 河野 | 勝：吉田凌／セ：平野佳 敗：河野 |
| 8/19(木） | オリックス 日本ハム | 山﨑福 伊藤 | 勝： 敗： |
パ・リーグ順位表
8月18日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | オリックス | 91 | 45 | 35 | 11 | .563 | - |
| 2 | 楽天 | 92 | 43 | 38 | 11 | .531 | 2.5 |
| 3 | ソフトバンク | 92 | 40 | 37 | 15 | .519 | 1 |
| 4 | ロッテ | 88 | 39 | 37 | 12 | .513 | 0.5 |
| 5 | 西武 | 90 | 35 | 41 | 14 | .461 | 4 |
| 6 | 日本ハム | 85 | 30 | 45 | 10 | .400 | 4.5 |
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