8月19日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは、7投手による完封で阪神タイガースに連勝。打っては岡本和真の2戦連発などで8得点。阪神は連敗で4位に転落した。
2位の横浜DeNAベイスターズは、2点リードを守り切れず、広島東洋カープと引き分けに終わった。広島は堂林翔太、田中広輔の一発で連敗を避けた。
投打が噛み合った中日ドラゴンズは、東京ヤクルトスワローズに快勝。4連勝でヤクルト、阪神を抜いて3位に浮上した。
19日に行われた試合の詳細は以下の通り。
巨人対阪神
巨人は初回、岡本和真のタイムリーなどで2点を先制。6回には岡本の18号ソロで1点を追加すると、7回にも丸佳浩の11号3ランなどで一挙5得点。大量8点のリードとする。
投げては先発のメルセデスが2回無失点とすると、田中豊樹、大江竜聖、大竹寛、高梨雄平、中川皓太、ビエイラと7人の継投で阪神打線を完封。2回無失点の田中がプロ初勝利を手にした。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/18(火) | 巨人 1-0 阪神 | 菅野 髙橋 | 勝：菅野 敗：髙橋 |
| 8/19(水) | 巨人 8-0 阪神 | メルセデス ガルシア | 勝：田中豊 敗：ガルシア |
| 8/20(木) | 巨人 vs 阪神 | 戸郷 青柳 | 勝： 敗： |
ヤクルト対中日
中日は初回、アルモンテの3号2ランで幸先良く先制すると、2回には大島洋平の犠打などで2点、3回にはビシエドの11号ソロ、阿部寿樹の7号ソロで2点を追加し、序盤で6得点。試合終盤にもビシエドの12号2ランなどで追加点をあげ、4本塁打を含む12安打11得点とヤクルトを圧倒。投げては先発の福谷浩司が7回2失点の好投を見せ、自身2連勝。
ヤクルトは5回に西田明央のタイムリー、6回には山田哲人の内野ゴロで2点を返したが、追い上げも及ばず。連敗で5位に転落した。4連勝の中日は3位に浮上した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/18(火) | ヤクルト 3-8 中日 | 高橋 小笠原 | 勝：小笠原 敗：高橋 |
| 8/19(水) | ヤクルト 2-11 中日 | 原 福谷 | 勝：福谷 敗：原 |
| 8/20(木) | ヤクルト vs 中日 | 高梨 柳 | 勝： 敗： |
広島対DeNA
DeNAは初回、二死満塁のチャンスを作ると、6番・ロペスが2点タイムリーを放ち先制に成功。その後も毎回のように安打を放ちチャンスを作るも、追加点をあげることができず、試合は中盤へ。
広島はDeNAの先発・濱口遥大から毎回のようにチャンスを作るもあと一本が出ず、5回まで無得点。しかし6回、堂林翔太が9号ソロを放つと、代わった国吉佑樹から田中広輔が4号ソロを放ち、同点に追いつく。
その後は両チームの救援陣がふんばり、ともに無得点で延長10回引き分けとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/18(火) | 広島 3-4 DeNA | 九里 井納 | 勝：井納／セ：三嶋 敗：九里 |
| 8/19(水) | 広島 2-2 DeNA | 野村 濱口 | |
| 8/20(木) | 広島 vs DeNA | ジョンソン ピープルズ | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
8月19日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 49 | 29 | 17 | 3 | .630 | ─ |
| 2 | DeNA | 52 | 26 | 23 | 3 | .531 | 4.5 |
| 3 | 中日 | 50 | 23 | 26 | 4 | .469 | 3 |
| 4 | 阪神 | 50 | 22 | 25 | 3 | .468 | 0 |
| 5 | ヤクルト | 50 | 21 | 24 | 5 | .467 | 0 |
| 6 | 広島 | 50 | 19 | 25 | 6 | .432 | 1.5 |
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