10月29日、セ・リーグの試合が行われた。
4位の横浜DeNAベイスターズは読売ジャイアンツにカード3連勝を収め、4連勝。砂田毅樹、平田真吾ら中継ぎ陣が好リリーフを見せた。
阪神タイガースは先発の西勇輝が1失点完投で11勝目を挙げ、中日ドラゴンズに3連勝。連勝を5に伸ばした阪神が2位に浮上し、中日はゲーム差なしの3位に転落した。
広島東洋カープが終盤に3点差を追いつき、東京ヤクルトスワローズとの一戦は引き分け。ヤクルトはプロ初先発の金久保優斗が好投も、勝ち星を付けることができなかった。
10月29日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対巨人
DeNAは同点で迎えた2回、戸柱恭孝のタイムリーで勝ち越しに成功する。1点リードのまま迎えた7回には、梶谷隆幸、オースティン、ソトのタイムリーで3点を追加した。投げては先発の平良拳太郎が6回途中1失点で、8月以来の4勝目をマーク。6回一死満塁のピンチでは、砂田毅樹、平田真吾が好リリーフを見せ無失点で切り抜けた。
巨人は2回、丸佳浩の通算200号となる26号ソロで同点とするも直後に勝ち越しを許し、以降追いつくことができなかった。先発のサンチェスは6回2失点と好投を見せたが、今シーズン4敗目を喫している。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/27(火) | DeNA 9-2 巨人 | 大貫 戸郷 | 勝:大貫 敗:戸郷 |
10/28(水) | DeNA 10-6 巨人 | 坂本 髙橋 | 勝:伊勢 敗:髙橋 |
10/29(木) | DeNA 5-2 巨人 | 平良 サンチェス | 勝:平良/セ:三嶋 敗:サンチェス |
阪神対中日
阪神は1点を追う初回、糸原健太のタイムリーで同点とすると、大山悠輔の内野ゴロの間に1点を挙げ、勝ち越しに成功。3回には陽川尚将のタイムリーでリードを2点に広げた。投げては先発の西勇輝が、9回6安打1失点と、初回の一発のみに抑える好投を見せ、今シーズン11勝目を手にした。
敗れた中日は初回、京田陽太の5号ソロで幸先良く先制。しかし直後に逆転を許すと、2回以降は散発4安打に抑え込まれ、追加点を挙げることができなかった。先発の大野雄大は6回3失点と試合を作るも、打線の援護に恵まれず、6敗目を喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/27(火) | 阪神 4-1 中日 | 青柳 福谷 | 勝:岩崎/セ:スアレス 敗:福 |
10/28(水) | 阪神 9-1 中日 | 藤浪 勝野 | 勝:岩貞 敗:勝野 |
10/29(木) | 阪神 3-1 中日 | 西勇 大野雄 | 勝:西勇 敗:大野雄 |
広島対ヤクルト
ヤクルトは初回、青木宣親のタイムリーで先制すると、さらに村上宗隆のタイムリーなどで2点を追加した。しかしその後は散発3安打に抑え込まれ、追加点は挙げられなかった。プロ初先発の金久保優斗は5回1安打無失点、6奪三振の快投を見せた。
一方、広島は先発の薮田和樹が初回に3失点を喫するも、2回以降は無失点に抑える。あとを受けたリリーフ陣も好投を見せた。すると7回、會澤翼のタイムリーで1点を返すと、長野久義の7号2ランで同点に追いつく。その後は両チーム無得点で、広島が引き分けに持ち込んだ。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/27(火) | 広島 2-0 ヤクルト | 九里 高梨 | 勝:九里/セ:フランスア 敗:高梨 |
10/28(水) | 広島 3-2 ヤクルト | 遠藤 石川 | 勝:遠藤/セ:フランスア 敗:石川 |
10/29(木) | 広島 3-3 ヤクルト | 薮田 金久保 |
セ・リーグ順位表
10月29日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 110 | 63 | 41 | 6 | .606 | M1 |
2 | 阪神 | 111 | 55 | 50 | 5 | .524 | 8.5 |
3 | 中日 | 112 | 56 | 51 | 6 | .523 | 0 |
4 | DeNA | 112 | 54 | 53 | 5 | .505 | 2 |
5 | 広島 | 111 | 46 | 54 | 11 | .460 | 4.5 |
6 | ヤクルト | 110 | 38 | 63 | 9 | .376 | 8.5 |
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