5月23日、各地でパ・リーグの試合が行われた。
北海道日本ハムファイターズは打線が繋がり、10-3で埼玉西武ライオンズに大勝。東北楽天ゴールデンイーグルスは千葉ロッテマリーンズとの打撃戦を制し、6-5で競り勝った。福岡ソフトバンクホークスは投打が噛み合い、7-2でオリックス・バファローズに快勝を収めた。
ソフトバンク対オリックス
ソフトバンクは初回、柳田悠岐のタイムリーで幸先良く先制。松田宣浩の5号ソロなどでリードを広げると、3-1の7回には牧原大成、栗原陵矢の連続タイムリーに、中村晃の犠飛で4得点を挙げ、オリックスを突き放した。
先発の和田毅は7回途中4安打1失点と好投し、今シーズン3勝目。「ここ数試合、不甲斐ない投球が続いていたので、何とかチームが勝てる投球をしようと初回から全力でいきました」と投球を振り返った。
敗れたオリックスは先発の山﨑福也が4回3失点と試合を作れず。3点を追う7回にモヤの犠飛で1点を返したが、直後にリリーフ陣が大量失点。9回には主砲・吉田正尚が通算100号となる9号ソロを放つも、空砲となった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
5/22(土) | ソフトバンク 7-2で オリックス | マルティネス 田嶋 | 勝:マルティネス 敗:田嶋 |
5/23(日) | ソフトバンク 7-2 オリックス | 和田 山﨑福 | 勝:和田 敗:山﨑福 |
西武対日本ハム
日本ハムは3回、西川遥輝のタイムリーなどで3点を先制。6回に淺間大基のタイムリーで2点を追加すると、7回には五十幡亮汰のプロ1号弾が飛び出した。「ホームランは素直に嬉しいですが、塁に出ることなど、自分に任されているのは安定性という部分だと思うので、毎日が勉強だと思ってこれからも頑張ります」と振り返った五十幡は、続く打席で押し出しの四球を選び、10点目のホームも踏んだ。
先発のアーリンは5回5安打無失点・6奪三振の力投を見せ、来日初勝利をマーク。5回には連打でピンチを招くも、ダブルプレーで乗り切った。
敗れた西武は、先発の平井克典が6回途中5失点と試合を作れず、4番手の松岡洸希も4失点と崩れた。打線は最終回、金子侑司、山田遥楓、若林楽人の連続タイムリーで3点を変えずも、反撃が遅かった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
5/21(金) | 西武 7-1 日本ハム | 髙橋 伊藤 | 勝:髙橋 敗:伊藤 |
5/22(土) | 西武 8-1 日本ハム | 松本 バーヘイゲン | 勝:松本 敗:バーヘイゲン |
5/23(日) | 西武 3-10 日本ハム | 平井 アーリン | 勝:アーリン 敗:平井 |
ロッテ対楽天
楽天は2回、太田光のタイムリーで先制に成功。その後逆転を許すも、6回には茂木栄五郎の2点タイムリー、ディクソンの2号3ランで試合をひっくり返した。
先発の早川隆久は、7回途中8安打5失点と終盤に打ち込まれたが、リードを守り切り、リーグトップの6勝目を手にした。最後は松井裕樹が締めて13セーブ目。
一方のロッテは先発の小島和哉が6回途中5失点と試合を作れず。打線はマーティンの14号2ランなどで追い上げを見せたが、あと一歩及ばなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
5/21(金) | ロッテ 6-13 楽天 | 石川 涌井 | 勝:涌井 敗:石川 |
5/22(土) | ロッテ 3-1 楽天 | 美馬 田中将 | 勝:唐川/セ:益田 敗:福山 |
5/23(日) | ロッテ 5-6 楽天 | 小島 早川 | 勝:早川/セ:松井 敗:小島 |
パ・リーグ順位表
5月23日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ソフトバンク | 48 | 24 | 17 | 7 | .585 | - |
2 | 楽天 | 48 | 23 | 17 | 8 | .575 | 0.5 |
3 | ロッテ | 46 | 20 | 19 | 7 | .513 | 2.5 |
4 | 西武 | 47 | 19 | 20 | 8 | .487 | 1 |
5 | オリックス | 47 | 18 | 22 | 7 | .450 | 1.5 |
6 | 日本ハム | 44 | 15 | 24 | 5 | .385 | 2.5 |
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