8月1日、各地でプロ野球エキシビションマッチが行われた。
阪神タイガース対埼玉西武ライオンズの試合は、阪神が3-0で勝利した。糸井嘉男（阪神）が3安打猛打賞と大当たり。広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズの試合は、2-2の引き分けに終わった。玉村昇悟（広島）が6回1失点と好投した。中日ドラゴンズ対北海道日本ハムファイターズの試合は、日本ハムが6-2で勝利した。今川優馬（日本ハム）が本塁打を放った。
阪神対西武
阪神は1−0で迎えた4回に近本光司の犠飛で1点を追加。さらに5回には1死一、三塁から重盗を決め3-0。投げては先発の秋山拓巳が7回途中無失点と好投。その後を3人の継投策で逃げ切った。ベテランの糸井嘉男が3打数3安打と気を吐いた。
西武は先発のニールが5回3失点（自責2）と好投。6回からは大曲錬、田村伊知郎、森脇亮介がそれぞれ1回無失点と結果を出す。しかし打線がわずか4安打と奮わなかかった。ニールは、「『実戦の中で投げる感覚を取り戻す』ことをテーマにマウンドに上がった。いい調整ができているね。あまり使わない球種をメインに試してみたよ。全体的に試したいことは試すことができたね」と振り返った。
広島対ロッテ
広島は初回、小園海斗の犠飛で1点を先制する。1-2と1点ビハインドで迎えた8回には坂倉将吾の適時打で同点に追いつく。投げては先発の玉村昇悟が6回1失点と好投。若手選手たちの活躍が光った。1番で起用された野間峻祥が3安打猛打賞と気を吐いている。
ロッテは0-1と1点ビハインドの5回、中村奨吾の適時打で同点。7回には小川龍成の適時二塁打で勝ち越しに成功する。しかし直後に1点を失い引き分けに持ち込まれた。先発の河村説人は5回1失点と好投。後半戦での先発ローテーション入りへ大きなアピールを行った。
中日対日本ハム
日本ハムは2回、今川優馬と谷内亮太の本塁打で4点を先制する。そのまま迎えた5回には石井一成と渡邉諒の適時打で2点を追加。投げては先発の池田隆英が4回無失点の好投。上原健太が2回2失点と失点したものの、井口和朋と村田透はともに無失点と結果を出した。
中日は先発の小笠原慎之介が5回6失点、被安打8と打ち込まれた。中継ぎ陣は田島慎二、岡田俊哉、福敬登、又吉克樹がそれぞれ1回無失点と好投している。打線は高橋周平の適時打など8安打を放つも2得点に終わった
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