6月10日、各地でプロ野球セ・パ交流戦の試合が行われた。
千葉ロッテマリーンズ対東京ヤクルトスワローズの試合は、ロッテが2-1で勝利しこのカード勝ち越しを決めた。オリックス・バファローズ対読売ジャイアンツの試合は、オリックスが6-0で快勝。巨人は引き分けを挟んで4連敗となった。福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの試合は1-1の引き分けに終わった。
ロッテ対ヤクルト
ロッテは1-1と同点で迎えた8回、レアードの本塁打で1点を勝ち越しに成功。最後は益田直也が1回無失点で締め逃げ切った。先発の佐々木朗希は勝ち負けこそつかなかったものの自己最長となる6回を投げ1失点。5つの三振を奪った。通算防御率は3.38となった。
ヤクルトは2回、村上宗隆の本塁打で1点を先制する。しかし、その後は追加点を奪うことができなかった。先発のサイスニードは5回1失点（自責0）で勝ち負けはつかず。4番手の清水昇が一発を浴び今シーズン3敗目を喫している。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/8(火) | ロッテ 7-4 ヤクルト | 二木 奥川 | 勝：二木／セ：益田 敗：奥川 |
| 6/9(水) | ロッテ 3-5 ヤクルト | 岩下 田口 | 勝：田口／セ：マクガフ 敗：岩下 |
| 6/10(木) | ロッテ 2-1 ヤクルト | 佐々木朗 サイスニード | 勝：唐川／セ：益田 敗：清水 |
オリックス対巨人
オリックスは初回、1死満塁のチャンスで杉本裕太郎が適時打を放ち2点を先制する。さらに内野ゴロの間に1点を加え3-0。5回にはT-岡田に3点本塁打が飛び出し6-0。投げては先発の山崎福也が6回無失点と好投し今シーズン2勝目をマークした。
本塁打を放ったT-岡田は、「完璧でした。変化球をうまく我慢できましたし、最高の結果になってくれてよかったです」と喜んだ。
巨人は先発の高橋優貴が7回6失点と苦しみ今シーズン2敗目を喫した。打線はオリックス投手陣の前にわずか5安打。長打も1本だけで無得点に終わっている。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/8(火) | オリックス 3-3 巨人 | 山岡 今村 | |
| 6/9(水) | オリックス 3-1 巨人 | 宮城 サンチェス | 勝：宮城／セ：平野佳 敗：サンチェス |
| 6/10(木) | オリックス 6-0 巨人 | 山崎福 高橋 | 勝：山崎福 敗：高橋 |
ソフトバンク対広島
広島は3回、クロンの本塁打で1点を先制する。投げては先発の玉村昇悟が6回無失点の好投。7回からは継投策で逃げ切りを図るも、8回に塹江敦哉が1点を失い同点に持ち込まれた。9回に登板した栗林良吏はこの試合でも無失点投球を見せ、開幕から22試合連続無失点となった。
ソフトバンクは0-1と1点ビハインドの8回に三森大貴が適時三塁打を放ち同点に追いつき引き分けに持ち込んだ。来日2試合目の登板となった先発のレイは勝ち投手にはなれなかったものの8回1失点と好投した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/8(火) | ソフトバンク 1-1 広島 | 武田 大瀬良 | |
| 6/9(水) | ソフトバンク 8-4 広島 | 東浜 野村 | 勝：東浜 敗：野村 |
| 6/10(木) | ソフトバンク 1-1 広島 | レイ 玉村 |
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