8月6日、各地でセ・リーグ3試合が行われた。
首位・読売ジャイアンツ対4位・阪神タイガースの試合は、髙橋遥人が7回無失点、11奪三振の好投を見せ、打線も11得点の阪神が大勝を収めた。
2位の横浜DeNAベイスターズは、大貫晋一が7回無失点の好投で自身4連勝。中日ドラゴンズ3連戦を3連勝とし、首位に4ゲーム差としている。
5位・広島東洋カープとの打撃戦を制した3位・東京ヤクルトスワローズは、13安打9得点と打線がつながり、貯金を1とした。
6日に行われた試合の詳細は以下の通り。
ヤクルト対広島
ヤクルトは初回、青木宣親のタイムリーで先制すると、2回に1点、3回には西田明央のタイムリーなどで3点を追加し、5点をリード。その後同点とされて迎えた7回には、廣岡大志の犠飛などで3点を勝ち越し。8回にも1点を追加して、打撃戦を制した。
序盤に5点のリードを許した広島は、4回に松山竜平の2号ソロ、菊池涼介の4号2ラン、5回に長野久義の2号ソロで1点差に迫ると、7回に鈴木誠也のタイムリーで同点とした。しかし直後に勝ち越しを許し、再び追い上げる力はなかった。
ヤクルトはホームランなしの13安打9得点と打線がつながり、連敗を4で止めた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/4(火) | ヤクルト 3-6 広島 | 高梨 九里 | 勝:塹江/セ:フランスア 敗:清水 |
8/5(水) | ヤクルト 1-4 広島 | 大西 野村 | 勝:野村/セ:フランスア 敗:大西 |
8/6(木) | ヤクルト 9-5 広島 | 高橋 ジョンソン | 勝:マクガフ 敗:薮田 |
DeNA対中日
DeNAは先発の大貫晋一が好投を見せた。初回に安打と四球からピンチを招いたものの、ここを無失点で切り抜けると波に乗り、7回を投げて散発4安打、与四球1で無失点。自身4連勝となる投球で、チームを3連勝に導いた。
打っては中井大介、神里和毅に今シーズン1号が飛び出すなど、序盤で大貫を援護。不振にあえぐソトも3安打を放つなど、復調の気配を見せた。
中日は3連戦で2度目の完封負けを喫するなど、打線の不振が響いてしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/4(火) | DeNA 3-0 中日 | 井納 福谷 | 勝:井納/セ:三嶋 敗:福谷 |
8/5(水) | DeNA 8-2 中日 | 濱口 柳 | 勝:濱口 敗:柳 |
8/6(木) | DeNA 3-0 中日 | 大貫 松葉 | 勝:大貫/セ:三嶋 敗:松葉 |
阪神対巨人
甲子園での3連戦は最終戦で阪神が意地を見せた。3回に近本光司のタイムリーで先制すると、4回には3点を追加。さらに8回、3点を追加してなおも一死満塁から、代打の中谷将大が1号満塁ホームランを放ち、勝負を決めた。
投げては先発の髙橋遥人が7回無失点、被安打3、奪三振11と圧巻の投球を見せ、今季初勝利。左肩の故障から復帰初登板で、大仕事をやってのけた。
投手陣が打ち込まれ、打線も3安打無得点に抑え込まれるなど、見せ場がなかった巨人だが、11点差となったところで、原辰徳監督はマウンドに内野手の増田大輝を送る。プロ初マウントとなった増田だが、130キロ台の直球を軸に、打者3人を1四球、無安打に抑え、役割を果たして見せた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/4(火) | 阪神 2-7 巨人 | ガルシア 菅野 | 勝:菅野 敗:ガルシア |
8/5(水) | 阪神 1-4 巨人 | 藤浪 戸郷 | 勝:戸郷/セ:中川 敗:藤浪 |
8/6(木) | 阪神 11-0 巨人 | 髙橋 メルセデス | 勝:髙橋 敗:メルディ |
セ・リーグ順位表
8月6日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 巨人 | 39 | 24 | 13 | 2 | .649 | ─ |
2 | DeNA | 41 | 21 | 18 | 2 | .538 | 4 |
3 | ヤクルト | 40 | 18 | 17 | 5 | .514 | 1 |
4 | 阪神 | 39 | 18 | 19 | 2 | .486 | 1 |
5 | 広島 | 39 | 15 | 20 | 4 | .429 | 2 |
6 | 中日 | 42 | 15 | 24 | 3 | .385 | 2 |
プロ野球 関連ページ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?