中日ドラゴンズが7連勝で2位に浮上！読売ジャイアンツはM7 | セ・リーグ週間まとめ | プロ野球

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10月13日〜18日開催試合の総評

先週のセ・リーグを牽引したのは中日ドラゴンズだった。

首位に立つ読売ジャイアンツに2連勝し、阪神タイガースとの3連戦を迎えた。接戦となった初戦で白星を飾り、迎えた第2戦はエースの大野雄大が今季5度目の完封勝利を達成。チームも2位に浮上している。さらに第3戦では高橋周平のサヨナラ3ランが飛び出すなど勝負強さを見せてカード3連勝とした。

続く広島東洋カープとのカードも初戦で逃げ切り勝ちを収めると、第2戦も8回の猛攻で逆転勝利を飾り今季最長の7連勝を達成。第3戦こそ敗れて連勝はストップしたが、51勝47敗の貯金4としている。

優勝への歩みを進める巨人だが、先週はやや足踏みとなった。

中日に負け越して迎えた広島戦。連敗ストップを託されたエースの菅野智之だったが、6回4失点で今季初黒星を喫した。この結果、開幕から続いていた連勝記録は13でストップ。第2戦は髙橋優貴が投打に貢献して連敗を止めるが、第3戦は4点差を追いつかれて引き分けている。

続く横浜DeNAベイスターズとの初戦は、投手戦のなかで8回に1点を奪うことに成功。しかしその裏に2点を奪われて逆転負けとなった。雨天中止を挟んで迎えた最終戦も、5回の時点で5-0と優位に試合を進めていたが、7回に6失点、8回に4失点と中継ぎ陣が打ち込まれて敗れた。

1勝1分4敗と苦しい戦いとなった巨人だが、マジックは12から7へと減らしている。

その他3位の阪神は、大山悠輔が単独トップとなる26号本塁打を放ち、藤浪晋太郎が自己最速の161km/hを計測するなど個人では素晴らしい結果を残す。チームとしては、中日戦での3連敗が響き3位に後退するも、続く東京ヤクルトスワローズ戦は2連勝（雨天中止1試合）を飾った。

4位のDeNAは、主砲の打棒が火を吹く。11日の阪神戦で16号本塁打を放った佐野恵太は、そこから球団記録となる5試合連続本塁打を達成。チームも主砲のバットに導かれるようにヤクルトに勝ち越し、巨人に2連勝（雨天中止1試合）を飾った。この結果、49勝49敗と借金完済に成功している。

5位の広島は、巨人とのカード頭の対戦で九里亜蓮が菅野智之に投げ勝つ。しかしその後は引き分けを挟んで3連敗。日曜日の中日戦で、中村祐太が7回無失点の好投を見せて白星を飾った。

最下位のヤクルトは、15日のDeNA戦で吉田大喜が6回3安打2失点の好投で2勝目を飾る。しかし1勝5敗と大きく負け越すこととなった。

今週の試合詳細

• 九里亜蓮が菅野智之に投げ勝つ（13日詳細）
• 大野雄大が今季5度目の完封勝利（14日詳細）
• 高橋周平がサヨナラ3ラン（15日詳細）
• 佐野恵太が球団記録の5試合連続アーチ（16日詳細）
• 阿部寿樹が逆転打で中日が7連勝（17日詳細）
• 梶谷隆幸が2発6打点の大暴れ（18日詳細）

今週の試合結果

10月13日（火）

10月14日（水）

10月15日（木）

10月16日（金）

10月17日（土）

10月18日（日）

セ・リーグ順位表

※10月18日終了時点

来週の試合日程

10月20日（火）

10月21日（水）

10月22日（木）

10月23日（金）

10月24日（土）

10月25日（日）

仁志敏久氏 インタビュー

• 前編/コロナ禍のなかで見えた光明とは
• 中編/読売ジャイアンツの強さと他球団の課題
• 後編/活躍を期待する選手たち

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