東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之が7勝目、福岡ソフトバンクホークスが5回に一挙8得点 | パ・リーグ結果まとめ | プロ野球

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9月4日、プロ野球パ・リーグの試合が行われた。

東北楽天ゴールデンイーグルスは中盤に打線が繋がり、8-5で埼玉西武ライオンズに勝利。5回に大量8点を挙げた福岡ソフトバンクホークスが、11-4でオリックス・バファローズに大勝を収めた。千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦は3-3の引き分けとなった。

楽天対西武

楽天は1点ビハインドの3回、「意地でも打ってやろうと思って打席に入りました」という山﨑剛のタイムリーで同点に追いつくと、さらに辰己涼介、茂木栄五郎、鈴木大地のタイムリーで一挙5得点。4回にも鈴木大の2打席連続タイムリー、5回には小深田大翔の犠飛で追加点を挙げ、西武を突き放した。

投げては先発の岸孝之が6回5安打3失点と試合を作り、今シーズン7勝目。終盤に反撃にあうも、最後は酒居知史が締めて逃げ切った。

敗れた西武は、先発の今井達也が4回途中7失点と誤算だった。降板後には「初回に先制してもらったのに、まったく流れに乗れず申し訳ないです」と反省のコメント。打線は終盤、山川穂高の17号2ランなどで4点を返すも、反撃が遅かった。この試合で栗山巧がプロ野球史上54人目となる通算2000安打を達成したが、勝利で飾ることはできなかった。
 

ロッテ対日本ハム

ロッテは初回、レアード、安田尚憲の連続タイムリーで幸先良く3点を先制。しかし先発の鈴木昭汰が5回途中3失点と粘れず、同点に追いつかれてしまう。以降はリリーフ陣が粘りを見せ、無失点に抑えて見せた。

一方の日本ハムは、先発の加藤貴之が初回に3失点するも、2回以降は立ち直り、5回3失点と試合を作る。打線は木村文紀の移籍後初本塁打などで1点ずつ返し、引き分けに持ち込んだ。今季1号弾を放った木村は「『行け、行け』と思いながら走っていました。本当にうれしい気持ちです」と喜びのコメント。
 

ソフトバンク対オリックス

ソフトバンクは1点を追う5回に打線が爆発。無死満塁から甲斐拓也の「流れが良かったので、ヒットを打つことが出来たと思います」というタイムリーで逆転に成功すると、さらに牧原大成、デスパイネもタイムリーを放ち、最後は中村晃の4号2ランで8得点を挙げた。

先発の石川柊太は2本塁打などで4点を失うも、大量リードに守られ今シーズン5勝目。高橋礼、田中正義が無失点リリーフを見せ、オリックスの反撃をかわした。

敗れたオリックスは先発のスパークマンが5回に崩れ、逆転負けを喫した。打線は後藤駿太、杉本裕太郎の一発で反撃するも、7回以降は無得点に終わってしまった。
 

パ・リーグ順位表

9月4日終了時点

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