6月20日、各地でプロ野球パ・リーグの試合が行われた。
オリックス・バファローズは3-0で東北楽天ゴールデンイーグルスに勝利し、8連勝で首位に並んだ。埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズは3-3の引き分けに。福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの試合は1-1で2試合連続の引き分けとなった。
西武対ロッテ
試合は西武・ニール、ロッテ・小島和哉がともに5回まで無失点の好投を披露。試合が動いたのは5回、ロッテが中村奨吾のタイムリー、角中勝也の犠飛で2点を先制した。
しかし直後に西武が山川穂高の11号2ランで同点に追いつくと、7回には代打・川越誠司のタイムリーで逆転に成功。逃げ切りを図った西武だったが、十亀剣がピンチを作り、8回から登板した平良海馬が押し出しの四球を与え逃げ切り失敗。
9回はともに無得点に終わり、3-3の引き分けとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/18(金) | 西武 0-5 ロッテ | 髙橋 岩下 | 勝：岩下 敗：髙橋 |
| 6/19(土) | 西武 7-2 ロッテ | 今井 中村稔 | 勝：今井 敗：中村稔 |
| 6/20(日) | 西武 3-3 ロッテ | ニール 小島 |
楽天対オリックス
オリックスは0-0で迎えた6回、「安達がいい仕事をしてくれていたし、最低限ランナー1人を還せるようにと思って打席に入っていたよ」と話すモヤのタイムリーで先制すると、ロメロ、伏見寅威も続き3連打で3得点。
先発の宮城大弥は8回を投げて5安打無失点の好投を見せ、リーグトップに並ぶ7勝目をマーク。最後は平野佳寿が締めて7セーブ目。オリックスは8連勝で首位に並んだ。
敗れた楽天は、打線がつながりを欠き5安打無得点。先発の早川隆久は6回8安打3失点と試合を作ったものの、打線の援護がなく3敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/18(金) | 楽天 2-5 オリックス | 涌井 山本 | 勝：山本／セ：平野佳 敗：涌井 |
| 6/19(土) | 楽天 オリックス | 田中将 宮城 | |
| 6/20(日) | 楽天 0-3 オリックス | 早川 宮城 | 勝：宮城／セ：平野佳 敗：早川 |
| 6/21(月) | 楽天 オリックス | 瀧中 竹安 | 勝： 敗： |
ソフトバンク対日本ハム
日本ハムは初回、淺間大基が3試合連続の一発となる初回先頭打者本塁打を放ち、幸先良く先制。「こういう特別な日に先頭打者ホームランを打ててよかったです」と、父の日にかけたアーチを喜んだ。淺間はこの日安打猛打賞の活躍。先発の加藤貴之は8回2安打1失点の快投も、5回に同点弾を許し勝利はならなかった。
一方のソフトバンクは、先発の和田毅が6回途中1失点と好投。打線は5回、柳田悠岐の15号ソロで追いついたが、日本ハム投手陣の前に2安打に抑え込まれ、追加点を挙げることができずに引き分けに終わった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/18(金) | ソフトバンク 1-2 日本ハム | 石川 上沢 | 勝：上沢 敗：石川 |
| 6/19(土) | ソフトバンク 5-5 日本ハム | マルティネス 立野 | |
| 6/20(日) | ソフトバンク 1-1 日本ハム | 和田 加藤 |
パ・リーグ順位表
6月20日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 楽天 | 6 | 32 | 26 | 9 | .552 | - |
| 2 | オリックス | 66 | 31 | 27 | 8 | .534 | 1 |
| 3 | ソフトバンク | 69 | 29 | 27 | 13 | .518 | 1.5 |
| 4 | ロッテ | 67 | 29 | 29 | 9 | .500 | 1 |
| 5 | 西武 | 68 | 27 | 28 | 13 | .491 | 0.5 |
| 6 | 日本ハム | 65 | 23 | 25 | 7 | .397 | 5.5 |
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