好調・中日ドラゴンズが首位に8.5ゲーム差！逃げる読売ジャイアンツはM4 | セ・リーグ週間まとめ | プロ野球

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10月19日〜25日開催試合の総評

前週で2位に浮上した中日ドラゴンズの快進撃が止まらない。

横浜DeNAベイスターズとの3連戦は、投手陣の活躍が目立った。初戦は福谷浩司が7回を投げて3安打1失点の力投を見せると、2戦目は 勝野昌慶が6回途中2失点と粘投。3戦目はエースの大野雄大が、今シーズン10度目の完投、6度目の完封勝利をあげた。この結果、大野は連続イニング無失点記録を45まで伸ばし、チームはDeNAに3連勝している。

カードが変わって、東京ヤクルトスワローズとの3連戦は、第2戦こそ打ち合いの末に敗れたが、カード頭と3戦目を白星で飾り勝ち越しに成功。週間で5勝1敗と大きく勝ち越した中日は、貯金を8に増やして首位・読売ジャイアンツとのゲーム差を8.5に縮めた。

一方、優勝に迫りながらも調子を落としている巨人は、ヤクルトとの3連戦も苦しい戦いとなった。初戦は1点リードして迎えた9回に守護神のデラロサが、2死満塁から押し出し四球により失点して引き分けに。その後は1勝1敗となり、最下位チームに苦しめられた。

続く阪神タイガースとの伝統の一戦は、接戦をものにして11試合ぶりとなる連勝を飾る。しかし第2戦では、打線が援護できずにエース・菅野智之が今季2敗目。最終戦も投打に奮わず敗戦となり、これで5カード続けて勝ち越しなしとなった。週間で2勝1分3敗と苦しんだ巨人は、優勝マジックを3つ減らしてマジック4としている。

そのほか、Aクラス争いでは、月曜日に延期分が開催され7試合を消化した3位の阪神が、3勝1分3敗。一方の4位・DeNAは2勝4敗に終わり、両チームのゲーム差は2に拡大した。なおDeNAは、アレックス・ラミレス監督の今シーズン限りでの退任を発表。残り試合で逆転でのAクラス入りを目指す。

5位の広島東洋カープでは、ルーキーの森下暢仁が24日に行われたDeNA戦に先発すると、同点で迎えた8回に自身のバットから勝ち越し打をマーク。泣けては9回1失点の完投で9勝目を飾った。チームは3勝3敗の五分で終えている。

最下位のヤクルトは7試合を戦い、2勝2分3敗の負け越し。なお、25日に行われた中日戦では、今季限りで現役引退を発表した五十嵐亮太が登板。シエラを三ゴロに仕留め現役生活に別れを告げた。

今週の試合詳細

• 糸原の同点打で引き分けに持ち込む（19日詳細）
• 戸郷翔征が134球の熱投も引き分けに終わる（20日詳細）
• 好投の石川雅規が今季2勝目をマーク（21日詳細）
• 岡本和真の一発などで快勝（22日詳細）
• 木下拓哉の2点適時二塁打で逆転勝利（23日詳細）
• 森下暢仁が投打に活躍で9勝目（24日詳細）
• 五十嵐亮太が引退登板（25日詳細）

今週の試合結果

10月19日（月）

10月20日（火）

10月21日（水）

10月22日（木）

10月23日（金）

10月24日（土）

10月25日（日）

セ・リーグ順位表

10月25日終了時点

来週の試合日程

10月27日（火）

10月28日（水）

10月29日（木）

10月30日（金）

10月31日（土）

11月1日（日）

秦真司氏 インタビュー

• 前編/セ・リーグ連覇に突き進む巨人の強さの要因は
• 中編/エース・菅野智之の根底にある強さの秘訣
• 後編/攻撃だけでなく守備の底上げにも影響した機動力

仁志敏久氏 インタビュー

• 前編/コロナ禍のなかで見えた光明とは
• 中編/読売ジャイアンツの強さと他球団の課題
• 後編/活躍を期待する選手たち

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