8月25日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
首位の読売ジャイアンツは東京ヤクルトスワローズに8-4で勝利し、連敗を3でストップさせた。2位の横浜DeNAベイスターズは最下位の広島東洋カープに5-4でサヨナラ勝ち。首位巨人とのゲーム差は4.5で変わらず。
4位の阪神タイガースが3位の中日ドラゴンズに5-1で勝利。順位は変わらないものの、ゲーム差はなくなっている。中日の連勝は3でストップした。
25日に行われた試合の詳細は以下の通り。
ヤクルト対巨人
巨人は2-2で迎えた7回、1死満塁のチャンスを作ると大城卓三が適時打を放ち1点を奪うと、その後、菅野智之に走者一掃の適時二塁打が飛び出すなど、この回一挙5点を勝ち越すことに成功する。投げては先発の菅野が初回に2点を失ったものの、以降は立ち直り、7回2失点で今シーズン9勝目をマークした。巨人の開幕投手による無傷の9連勝はスタルヒン以来82年ぶり。
ヤクルトは先発の石川雅規が5回2失点と粘りの投球を見せたが、3番手の長谷川宙輝が崩れプロ初黒星を喫している。9回に青木宣親の本塁打などで追い上げたものの及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | ヤクルト 4-8 巨人 | 石川 菅野 | 勝：菅野 敗：長谷川 |
| 8/26(水) | ヤクルト vs 巨人 | 高橋 ディプラン | 勝： 敗： |
| 8/27(木) | ヤクルト vs 巨人 | 勝： 敗： |
DeNA対広島
DeNAは4-4で迎えた9回裏、2死一、二塁のチャンスを作ると、この日それまで4打数ノーヒットだった大和が初球を弾き返しセンター前へ。二塁走者が生還しサヨナラ勝ちとなった。DeNAは連敗を3でストップさせている。9回を投げた三嶋一輝が今シーズン初勝利をマークしている。
広島は3点ビハインドの5回、松山竜平の適時打などで1点差に迫る。その裏1点を失うも、7回には、長野久義の適時打などで同点に追いつく粘りを見せたが、9回に登板した塹江敦哉が踏ん張れなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | DeNA 5-4 広島 | 上茶谷 九里 | 勝：三嶋 敗：塹江 |
| 8/26(水) | DeNA vs 広島 | 濵口 野村 | 勝： 敗： |
| 8/27(木) | DeNA vs 広島 | 勝： 敗： |
阪神対中日
阪神は0-1と1点ビハインドの3回、サンズの適時打などで2点を奪い逆転に成功する。その後もボーアの第10号本塁打などで加点し5-1。投げては先発の高橋遥人が8回1失点と好投。今シーズン2勝目をマークしている。プロ2年目の小幡竜平がプロ初盗塁をマークした。
中日は2回に1点を先制したものの、その後は打線が沈黙。先発の小笠原慎之介も6回5失点（自責4）と粘ることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/25(火) | 阪神 5-1 中日 | 高橋 小笠原 | 勝：高橋／セ： 敗：小笠原 |
| 8/26(水) | 阪神 vs 中日 | ガルシア 福谷 | 勝： 敗： |
| 8/27(木) | 阪神 vs 中日 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
8月25日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 54 | 31 | 20 | 3 | .608 | ─ |
| 2 | DeNA | 57 | 28 | 26 | 3 | .519 | 4.5 |
| 3 | 中日 | 58 | 26 | 28 | 4 | .481 | 2 |
| 4 | 阪神 | 55 | 25 | 27 | 3 | .481 | 0 |
| 5 | ヤクルト | 55 | 23 | 27 | 5 | .460 | 1 |
| 6 | 広島 | 55 | 22 | 27 | 6 | .449 | 0.5 |
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