10月16日、プロ野球パ・リーグの試合が行われた。
北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズの一戦は、1-1の引き分け。東北楽天ゴールデンイーグルスは投打が噛み合い、3-0で埼玉西武ライオンズに快勝。福岡ソフトバンクホークスは3本塁打を含む15安打と打線が爆発、10-4で千葉ロッテマリーンズに大勝を収めた。
ロッテ対ソフトバンク
ソフトバンクは3点を先制された直後の2回、牧原大成、栗原陵矢の連続タイムリーで2点を返すと、柳田悠岐の28号3ランで逆転に成功。「真っ直ぐに少し詰まりましたが、いいスイングで振り抜くことが出来ました」と柳田。その後も栗原の19号ソロ、デスパイネの8号ソロなどで得点を重ね、15安打10得点で大勝を収めた。栗原は3安打4打点の大暴れ。
先発の石川柊太は4回4失点で降板。しかし後を受けた杉山一樹が5回無安打無失点の快投で、今シーズン2勝目を手にした。
ロッテは初回、レアードの27号2ラン、山口航輝の9号ソロで3点を先制。しかし先発の二木康太が2回途中5失点と粘れず、大敗を喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/15(金) | ロッテ 3-1 ソフトバンク | 岩下 笠谷 | 勝:益田 敗:森 |
10/16(土) | ロッテ 4-10 ソフトバンク | 二木 石川 | 勝:杉山 敗:二木 |
10/17(日) | ロッテ ソフトバンク | 美馬 千賀 | 勝: 敗: |
日本ハム対オリックス
オリックスの先発・山本由伸は6回途中4安打1失点・6奪三振と好投。「ピンチも多く、なんとか粘りながら投げていましたが、最後のタイムリーを打たれてしまったところを抑え切れなかったことが悔しいです」と悔しさを滲ませた。しかし1点を追う8回、二死一、二塁からモヤが同点タイムリーを放ち、試合を引き分けに持ち込んだ。
日本ハムは6回、R.ロドリゲスのタイムリーで試合の均衡を破る。先発のバーヘイゲンは7回2安打無失点の好投を見せたが、2番手の堀瑞輝がリードを守り切れず、白星を逃してしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/15(金) | 日本ハム 0-3 オリックス | 立野 山﨑総 | 勝:山﨑総/セ:平野佳 敗:立野 |
10/16(土) | 日本ハム 1-1 オリックス | バーヘイゲン 山本 | |
10/17(日) | 日本ハム オリックス | 上沢 竹安 | 勝: 敗: |
楽天対西武
東北楽天ゴールデンイーグルスは初回、島内宏明の2試合連続となる21号2ランで先制。5回には浅村栄斗の犠飛でリードを3点に広げる。
先発の岸孝之は、7回3安打無失点の好投で今シーズン9勝目。酒居知史、宋家豪と繋いで西武打線をシャットアウトした。
敗れた西武は、先発の浜屋将太が5回途中3失点で6敗目。「四球を出してしまうこともありましたが(投球の中で)いいところもあったと思います。ただ、失点は四球や高めのボールの投げミスが絡んでしまってのものでした」と振り返った。打線は8回、一死満塁のチャンスを作ったがあと一本が出ず、完封負けを喫した。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/15(金) | 楽天 1-5 西武 | 瀧中 今井 | 勝:今井 敗:瀧中 |
10/16(土) | 楽天 3-0 西武 | 岸 浜屋 | 勝:岸/セ:宋家豪 敗:浜屋 |
10/17(日) | 楽天 西武 | 田中将 渡邉 | 勝: 敗: |
パ・リーグ順位表
10月15日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | オリックス | 137 | 67 | 53 | 17 | .558 | - |
2 | ロッテ | 134 | 64 | 51 | 19 | .557 | M8 |
3 | 楽天 | 134 | 62 | 57 | 15 | .521 | 4 |
4 | ソフトバンク | 137 | 56 | 61 | 20 | .479 | 5 |
5 | 西武 | 136 | 53 | 65 | 18 | .449 | 3.5 |
6 | 日本ハム | 132 | 49 | 64 | 18 | .430 | 2 |
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