5月28日、各地でプロ野球セ・パ交流戦の試合が行われた。
千葉ロッテマリーンズ対広島東洋カープの試合は、広島が10-8で勝利した。広島は9日ぶりの白星となった。オリックス・バファローズ対東京ヤクルトスワローズの試合は、オリックスが9-2で勝利。ヤクルトの連勝は2でストップしている。福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツの試合は、ソフトバンクが9-3で勝利した。ソフトバンクは交流戦初勝利となった。
ロッテ対広島
広島は0-2と2点ビハインドの3回、松山竜平が適時二塁打を放ち同点に追いつく。4回には松山のこの日2本目となる適時打などで3点を追加。その後も攻撃の手を緩めることなく16安打10得点と打線が気を吐いた。松山が2安打4打点の活躍を見せている。先発の矢崎拓也は5回途中5失点と試合を作れなかったものの、中継ぎ陣が踏ん張り逃げ切り勝ち。2番手の森浦大輔がプロ初勝利をマークした。
ロッテは初回、レアードの本塁打で2点を先制する。しかし先発の鈴木昭汰が4回5失点（自責3）と試合を作れず逆転負けとなった。中継ぎ陣も大嶺祐太、小野郁、中村稔弥と3人が失点。無失点だったのは横山陸人ただひとり。投手陣が踏ん張れなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | ロッテ 8-10 広島 | 鈴木 矢崎 | 勝：森浦／セ：栗林 敗：鈴木 |
| 5/29(土) | ロッテ 広島 | 美馬 玉村 | 勝： 敗： |
| 5/30(日) | ロッテ 広島 | 勝： 敗： |
オリックス対ヤクルト
オリックスは初回、吉田正尚の本塁打などで5点を先制。そのまま迎えた3回には紅林弘太郎に本塁打が飛び出し8-0とリードを広げる。2点を返されるも、6回にはロメロに一発が飛び出し9-2。投げては先発の山本由伸が7回2失点の好投。8回からは継投策で逃げ切った。山本は今シーズン4勝目をマークしている。
2試合連続の本塁打となった吉田正は、「打ったのは真っすぐです。しっかりと強く、いいスイングができました。（山本）由伸が投げているので、なんとか先制できてよかったです」と話した。
ヤクルトは先発のバンデンハークが1回持たず5失点と乱調。2番手の大西広樹も2.1回3失点と流れを食い止めることができなかった。打線は4回に青木宣親とサンタナの適時打で2点を奪ったものの及ばず。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | オリックス 9-2 ヤクルト | 山本 バンデンハーク | 勝：山本 敗：バンデンハーク |
| 5/29(土) | オリックス ヤクルト | 田嶋 小川 | 勝： 敗： |
| 5/30(日) | オリックス ヤクルト | 勝： 敗： |
ソフトバンク対巨人
ソフトバンクは0-2と2点ビハインドの1回裏、栗原陵矢の本塁打で同点に追いつく。さらに2回にはバレンティンの本塁打が飛び出し1点を勝ち越しに成功。その後も柳田悠岐、バレンティンに本塁打が飛び出すなど11安打9得点と打線が爆発した。投げては先発の石川柊太が7回3失点（自責1）と試合を作り今シーズン3勝目をマークした。
石川は、「序盤、中盤と野手の方に援護してもらい、イニングの先頭バッターを出さないように意識しながら投げました。1つ1つアウトを積み重ねることが出来たと思います。野手の皆さんに感謝したいです」と話した。
巨人は初回相手のミスで2点を先制する。しかし先発の畠世周が3回5失点と試合を作れず、2番手の桜井俊貴も1.2回4失点と打ち込まれた。打線は2回以降、中島宏之の本塁打で1点を返すのが精一杯。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 5/28(金) | ソフトバンク 9-3 巨人 | 石川 畠 | 勝：石川 敗：畠 |
| 5/29(土) | ソフトバンク 巨人 | マルティネス サンチェス | 勝： 敗： |
| 5/30(日) | ソフトバンク 巨人 | 勝： 敗： |
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