3月29日、セ・リーグ結果の試合が行われた。読売ジャイアンツは投打が噛み合い、東京ヤクルトスワローズに逆転勝ち。広島東洋カープは西川龍馬の逆転打で阪神タイガースにサヨナラ勝ちを収めた。横浜DeNAベイスターズは中日ドラゴンズに快勝を収め、今シーズン初勝利。
ヤクルト対巨人
巨人は1点を追う4回、岡本和真の2号ソロで同点に追いつく。「しっかりと一球でしとめることができました。追いつくことができて、打てて良かったです」と岡本。1-1で迎えた6回には、松原聖弥の満塁の走者一掃のタイムリーなどで4点を勝ち越した。
投げては先発の戸郷翔征が、7回6安打2失点10奪三振の好投で今シーズン初勝利。最後は大勢が締めて早くも3セーブ目をマークした。
ヤクルトは初回、青木宣親のタイムリーで幸先良く先制。先発の奥川恭伸は4回まで2安打1失点3奪三振と好投を見せたが、5回に突如降板。すると6回、四球とエラーなどが絡み4点を失い、逆転負けを喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/29(火） | ヤクルト 3-5 巨人 | 奥川 戸郷 | 勝：戸郷／セ：大勢 敗：坂本 |
| 3/30(水) | ヤクルト vs 巨人 | 石川 メルセデス | 勝： 敗： |
| 3/31(木) | ヤクルト vs 巨人 | 勝： 敗： |
広島対阪神
広島は3回、小園海斗のタイムリーで先制に成功。リードをもらった先発の九里亜蓮は、5回まで無失点の好投を見せる。しかし6回、3連打で満塁のピンチを招くと、内野ゴロと犠飛で2点を失い逆転を許してしまう。
それでも3点目は許さず、7回途中からは黒原拓未、松本竜也、矢崎拓也が無失点の好リリーフ。すると9回、一死満塁のチャンスを作ると、西川龍馬がこの日2安打目となる2点タイムリーを放ち、逆転サヨナラ勝ちを決めた。勝利投手の矢崎は、プロ初登板初勝利以来、5年ぶりの白星となった。
阪神は先発の西勇輝が、7回途中4安打1失点と好投。6回には大山悠輔の犠飛で勝ち越し、勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が粘り切れなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/29(火） | 広島 3-2 阪神 | 九里 西勇 | 勝：矢崎 敗：ケラー |
| 3/30(水) | 広島 vs 阪神 | 床田 伊藤将 | 勝： 敗： |
| 3/31(木) | 広島 vs 阪神 | 勝： 敗： |
中日対DeNA
DeNAは3回、二死一塁から牧秀悟の2号2ランが飛び出し、先制に成功。5回には楠本泰史が技ありのタイムリーを放ち、リードを3点に広げる。8回のピンチを凌いで迎えた9回には、宮﨑敏郎の犠飛でダメ押しの4点目を挙げた。
先発のロメロは3回まで無安打投球を披露。8回に二死満塁のピンチを迎えるも、最後はビシエドを投ゴロに抑えて8回3安打無失点で白星を手にした。最後は三嶋一輝が三者凡退に抑え、DeNAが今シーズン初勝利。
敗れた中日は、先発の小笠原慎之介が7回6安打3失点9奪三振と好投。しかし打線が3安打無得点に終わり、本拠地開幕戦をモノにできなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 3/29(火） | 中日 0-4 DeNA | 小笠原 ロメロ | 勝：ロメロ 敗：小笠原 |
| 3/30(水) | 中日 DeNA | 髙橋宏 石田 | 勝： 敗： |
| 3/31(木) | 中日 DeNA | 勝： 敗： |
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