4月22日、各地でセ・リーグの試合が行われた。
読売ジャイアンツ対阪神タイガースの試合は、巨人が8−3で勝利しカード勝ち越しを決めた。横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズの試合は、中日が1-0で勝利した。DeNAは引き分けを挟んで10連敗となった。広島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズの試合は、ヤクルトが7-4で勝利し3位をキープした。
巨人対阪神
巨人は初回、岡本和真の適時二塁打などで3点を先制する。2回には坂本勇人の本塁打などでさらに3点を追加し6-0。その後3点を返されるも終盤に香月一也と梶谷隆幸の本塁打で加点し8-3。投げては先発の高橋優貴が6回3失点と試合を作ると、その後は中継ぎ陣が無失点でしのぎ逃げ切った。
開幕から無傷の4連勝となった高橋は、「先頭打者の出塁を許すなど今日は反省する点が多いピッチングになってしまいました。しっかりと反省をして次の登板への準備をしたいと思います」と反省のコメントを残した。
阪神は先発の秋山拓巳が3回6失点と試合を作ることができなかった。打線は近本光司、マルテ、佐藤輝明がそれぞれ2安打を放つも及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/20(火） | 巨人 5-10 阪神 | サンチェス 西勇 | 勝：西勇 敗：サンチェス |
| 4/21(水) | 巨人 3-2 阪神 | 畠 青柳 | 勝：畠／セ：ビエイラ 敗：青柳 |
| 4/22(木) | 巨人 8-3 阪神 | 高橋 秋山 | 勝：高橋 敗：秋山 |
DeNA対中日
中日は0-0で迎えた9回、2死一塁から木下拓哉が遊撃への内野安打を放つ。ここで相手の送球ミスが絡み一塁走者の高松渡が一気に本塁へ生還。1-0と均衡を破る。投げては先発の福谷浩司が8回無失点の好投で今シーズン初勝利をマークした。
DeNAは先発の濵口遥大が6回無失点。砂田毅樹、山﨑康晃と無失点リレーを見せる。しかし9回、三嶋一輝が味方の失策もあり失点した。野手陣は中日投手陣の前にわずか4安打と封じ込められた。
先発の濱口は、「ストレートのキレ、縦の落ち球が良く嶺井さんが後ろに逸らさず前に止めてくれたおかげです。球数が多く、なかなかリズムを作ることができませんでした」と話した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/20(火） | DeNA 0-0 中日 | 大貫 大野雄 | |
| 4/21(水) | DeNA 1-7 中日 | 入江 勝野 | 勝：勝野 敗：入江 |
| 4/22(木) | DeNA 0-1 中日 | 濱口 福谷 | 勝：福谷／セ：R.マルティネス 敗：三嶋 |
広島対ヤクルト
ヤクルトは4-4の同点で迎えた8回、山崎晃大朗の適時三塁打と元山飛優のスクイズで3点を勝ち越すことに成功する。投げては先発の金久保優斗が5回途中3失点（自責2）と試合を作れなかったものの、その後を5人の継投策で広島打線にリードを許さなかった。これでヤクルトは貯金が2となった。
広島は先発の遠藤淳志が3回3失点と試合を作れず。同点の8回に登板した塹江敦哉が3失点と打ち込まれた。打線はこの日昇格した小園海斗が1安打2打点と結果を残すも及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 4/20(火） | 広島 1-2 ヤクルト | 森下 田口 | 勝：田口／セ：石山 敗：森下 |
| 4/21(水) | 広島 1-1 ヤクルト | 床田 スアレス | |
| 4/22(木) | 広島 4-7 ヤクルト | 遠藤 金久保 | 勝：マクガフ／セ：石山 敗：塹江 |
セ・リーグ順位表
4月22日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 22 | 16 | 6 | 0 | .727 | - |
| 2 | 巨人 | 24 | 13 | 7 | 4 | .650 | 2 |
| 3 | ヤクルト | 22 | 10 | 8 | 4 | .556 | 2 |
| 4 | 広島 | 23 | 10 | 11 | 2 | .476 | 1.5 |
| 5 | 中日 | 23 | 8 | 11 | 4 | .421 | 1 |
| 6 | DeNA | 24 | 3 | 17 | 4 | .150 | 5.5 |
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