6月7日、セ・パ交流戦が行われた。横浜DeNAベイスターズは今永昇太がノーヒットノーランを達成し、2-0で北海道日本ハムファイターズに勝利。広島東洋カープは投打が噛み合い、3-1で東北楽天ゴールデンイーグルスに勝利。埼玉西武ライオンズは終盤に得点を重ね、9-4で読売ジャイアンツに大勝を収めた。
日本ハム対DeNA
DeNAは0-0で迎えた9回、二死一、二塁のチャンスを作ると、宮﨑敏郎が2点タイムリーを放ち先制。投げては先発の今永昇太が、9回117球を投げて無安打無失点9奪三振1四球に抑える快投を披露。今シーズン3勝目をノーヒットノーランで飾った。
球団を通じ今永は「両チーム、無得点で続くピリピリとした独特の雰囲気はなかなか忘れられないと思うので、またその雰囲気を味わえるよう、次回もいい投球、勝つ投球ができるように頑張っていきます」と快挙を喜んだ。
敗れた日本ハムは、9回に決勝打を浴びた石川直也が今シーズン初黒星。打線は今永の前に無安打に終わり、5連敗となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/7(火) | 日本ハム 0-2 DeNA | 加藤 今永 | 勝：今永 敗：石川直 |
| 6/8(水) | 日本ハム DeNA | 上原 上茶谷 | 勝： 敗： |
| 6/9(木) | 日本ハム DeNA | 勝： 敗： |
楽天対広島
広島は0-0で迎えた5回、會澤翼、野間峻祥のタイムリーで2点を先制。2-1で迎えた8回には宇草孔基の打球が相手のミスを誘い、ダメ押しの追加点を挙げた。
投げては先発の床田寛樹が、7回2安打1失点6奪三振の好投で6勝目。8回を森浦大輔が抑えると、9回を栗林良吏が三者連続三振で締めて12セーブ目を手にした。
楽天は先発の田中将大が、8回7安打3失点（自責2）7奪三振の好投を見せるも、打線の援護に恵まれず5敗目。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/7(火) | 楽天 1-3 広島 | 田中将 床田 | 勝：床田／セ：栗林 敗：田中将 |
| 6/8(水) | 楽天 広島 | 辛島 遠藤 | 勝： 敗： |
| 6/9(木) | 楽天 広島 | 勝： 敗： |
西武対巨人
西武は2回、愛斗の4号ソロで先制。直後に逆転を許すも、2-4で迎えた6回には若林楽人のタイムリーなどで逆転に成功する。その後も森友哉の1号2ランなどで追加点を挙げ、終わってみれば11安打で9得点を奪い大勝を収めた。「あの場面はいい流れで回ってきましたので、その流れに乗ることができて良かったです」と逆転打の若林。
投げては2番手で2回無失点3奪三振の好リリーフを見せた宮川哲が、今シーズン初勝利。7回以降は水上由伸、平良海馬、ボー・タカハシと繋いで巨人の反撃を封じた。
巨人は3回、ウォーカー、岡本和真、増田陸のタイムリーで4点を奪い逆転に成功。しかし2番手の菊地大稀が味方のミスから逆転を許すと、後続も打ち込まれて大敗を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 6/7(火) | 西武 9-4 巨人 | 佐藤 アンドリース | 勝：宮川 敗：菊地 |
| 6/8(水) | 西武 巨人 | 與座 シューメーカー | 勝： 敗： |
| 6/9(木) | 西武 巨人 | 勝： 敗： |
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