9月28日、セ・リーグの試合が行われた。
読売ジャイアンツは投打が噛み合い、広島東洋カープに快勝し、優勝マジックを23とした。エース・菅野智之は開幕からの連勝を12に伸ばしている。
2位の阪神タイガースは、4位の中日ドラゴンズに打ち勝った。同点の中盤に糸井嘉男、大山悠輔の一発で勝ち越し、2連勝。
3位の横浜DeNAベイスターズは佐野恵太、梶谷隆幸らの活躍で東京ヤクルトスワローズに逆転勝利。梶谷は月間41安打、猛打賞7回で球団タイ記録とし、明日の記録更新に期待がかかる。
9月28日に行われた試合の詳細は以下の通り。
DeNA対ヤクルト
DeNAは2点を追う初回、佐野恵太の14号3ランで逆転に成功。3回にもロペスのタイムリーなどで2点を追加した。1点差とされた直後の4回に梶谷隆幸の16号ソロでリードを広げると、8回には神里和毅のタイムリーでダメ押しの1点を入れた。投げては先発の坂本裕哉が5回4失点（自責3）で3勝目。
また、梶谷はこの日4安打の固め打ちを見せ、球団タイ記録の月間41安打、月間猛打賞7回に並んだ。
敗れたヤクルトは、先発の小川泰弘が3回5失点の大誤算。打線は7安打で4得点と効率的に得点を挙げたが、5回以降は救援陣の前に2安打に封じられてしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | DeNA vs ヤクルト | 坂本 小川 | 勝：坂本 敗：小川 |
| 9/30(水) | DeNA vs ヤクルト | 上茶谷 石川 | 勝： 敗： |
| 10/1(木) | DeNA vs ヤクルト | 勝： 敗： |
阪神対中日
阪神は1点を追う4回、原口文仁の2点タイムリーで逆転に成功。5回に同点とされるも、直後の攻撃で糸井嘉男が2号2ランを放ち再び勝ち越すと、6回には大山悠輔の22号ソロ、8回には坂本誠志郎のタイムリーで中日を突き放した。投げては先発の髙橋遥人が6回3失点（自責1）の好投で今シーズン3勝目を手にした。
中日は2回、大島洋平のタイムリーで逆転に成功。1点ビハインドの5回には高橋周平の犠飛で同点としたが、直後に勝ち越され、追い上げることはできなかった。先発の勝野昌慶は5回5失点と試合を作れず、4敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | 阪神 vs 中日 | 髙橋 勝野 | 勝：髙橋 敗：勝野 |
| 9/30(水) | 阪神 vs 中日 | 青柳 大野雄 | 勝： 敗： |
| 10/1(木) | 阪神 vs 中日 | 勝： 敗： |
広島対巨人
巨人は1点を追う3回、松原聖弥のタイムリーで同点とすると、坂本勇人の内野ゴロの間に1点を挙げ逆転に成功。4回、6回には若林晃弘の連続タイムリーなどでリードを広げると、9回には主砲・岡本和真のタイムリーでダメ押しに成功した。先発の菅野智之は6回4安打1失点、9奪三振の快投で今シーズン12勝目。救援陣も無失点リレーで広島に付け入る隙を与えなかった。
一方の広島は、先発の遠藤淳志が5回4安打3失点と粘りの投球を展開。試合は作ったものの、打線が田中広輔の犠飛による初回の1点にとどまり、4敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/29(火) | 広島 vs 巨人 | 遠藤 菅野 | 勝：菅野 敗：遠藤 |
| 9/30(水) | 広島 vs 巨人 | 野村 田口 | 勝： 敗： |
| 10/1(木) | 広島 vs 巨人 | 勝： 敗： |
セ・リーグ順位表
9月29日終了時点
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 84 | 54 | 26 | 4 | .675 | M23 |
| 2 | 阪神 | 85 | 42 | 39 | 4 | .519 | 12.5 |
| 3 | DeNA | 88 | 42 | 41 | 5 | .506 | 1 |
| 4 | 中日 | 87 | 39 | 43 | 5 | .476 | 2.5 |
| 5 | 広島 | 85 | 32 | 45 | 8 | .416 | 4.5 |
| 6 | ヤクルト | 85 | 32 | 47 | 6 | .405 | 1 |
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