セ・リーグ連覇を成し遂げた読売ジャイアンツの裏側に密着した長編ドキュメンタリー『GIANTS 2020─INSIDE─』。チームに密着する球団カメラに収められた映像の中から、監督、コーチ、選手たちのリアルな姿を5つのエピソードにわけて紹介していく。
配信開始となった『エピソード2「見えない敵との戦い」』では、世界的な新型コロナウイルス感染拡大による先の見えない日々を、選手、監督、コーチ、チームスタッフがどう乗り越えてきたのかを振り返る。
通常通りに行われた2月1日の春季キャンプ。セ・リーグ連覇を目指すジャイアンツも「目的は勝つこと。最後の最後まで頑張り抜くことをみんなで誓い合って、明日からのキャンプ、しっかりとやっていきたい」と原辰徳監督の大号令のもとトレーニングを開始した。
選手たちは最高のパフォーマンスを目指して調整を続け、その姿を見据えるファンの姿などいつもの光景がそこにはあった。
しかし春季キャンプを終えた翌日の2月26日、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、史上初となる無観客でのオープン戦が決定。3月20日の開幕も延期となった。
先が見えない不安な状況のなかでも選手たちは練習に明け暮れた。さらに、中村勇一郎広報部長によると「選手がどんどん『何かやりましょう』と積極的にいろんなことを見せてくれた」と、選手発信で、ファンからの質問に応える企画をライブ配信で実施。コロナウイルスがあったからこそ、新たなファンとの関わり方を考えるきっかけとなった。
そしてついに6月19日の開幕が決定する。リーグ連覇に向けて再び動き出した矢先、チームに緊張が走った。6月3日、坂本勇人内野手、大城卓三捕手の主力2人がPCR検査で陽性であることが判明。苦難の連続にジャイアンツナインやチームスタッフたちはどのように立ち向かっていくのか?
◼ 『GIANTS 2020 ─INSIDE─』 配信内容
<#1: 密着カメラが見たシーズンの舞台裏 >視聴期限:2020年1月31日
JERAセ・リーグ連覇を目前にした読売ジャイアンツ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3か月も遅れて開幕したシーズンを、チームはどのように戦ったのか。シーズン大半を首位を走り続けた裏で、原辰徳監督は選手たちに何を語り、選手たちはどのように応えたのか。絶妙な選手起用と、巧みな作戦の陰でコーチ陣は何を考えていたのか。さまざまな視点から2020シーズンの軌跡を総括する。
<#2:見えない敵との戦い> 視聴期限:2020年1月31日
2020年2月1日、日本一奪還へ向け始動した読売ジャイアンツだが、世界中で新型コロナウイルス感染拡大が発生。この影響で3月20日に予定されていた開幕は延期となり、先の見えない日々が始まる。ここでは、開幕延期から6月19日の開幕日までの選手、監督、コーチ、チームスタッフがコロナ禍でどんな動きをしたのかを振り返る。
<#3:指導者・阿部慎之助> 2020年11月20日配信予定
今季から指導者の道を歩みだした阿部慎之助2軍監督。夜間練習も取り入れるスパルタ指導で若手選手たちを鍛え上げていく。直江大輔投手に伝えたという「ドゥクシ投法」をはじめ、阿部2軍監督の奮闘ぶりを球団カメラの映像で追う。
<#4:菅野智之 “勝ち続けるエース”の素顔> 2020年12月11日配信予定
開幕から13連勝という、球団新記録を達成したエース・菅野智之投手。開幕前には新フォームに取り組むなど、さらなる進化を追い求めた努力が実を結んだ形となった。菅野投手が連勝記録を打ち立てる要因は何にあったのかを探る。
<#5:主将・坂本勇人、2000安打達成までの道のり> 2020年12月18日配信予定
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期となり、史上最年少での通算2000安打達成とはならなかった坂本勇人選手。しかし調整が難しい中でも、主将としてチームを牽引し、自身の記録へ向けても着実にヒットを重ねていった。そんな坂本選手の通算2000安打達成までの軌跡を独占インタビューを通して本人と共に振り返る。
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