10月14日、プロ野球パ・リーグの試合が行われた。
埼玉西武ライオンズは中村剛也の2本塁打が飛び出し、3-0で北海道日本ハムファイターズに快勝。福岡ソフトバンクホークスは終盤に試合をひっくり返し、6-5で東北楽天ゴールデンイーグルスに逆転勝ちを収めた。千葉ロッテマリーンズは6-1でオリックス・バファローズに勝利し、2位ながら優勝マジック9が点灯した。
オリックス対ロッテ
ロッテは初回、レアード、エチェバリアの連続タイムリーで3点を先制。2回には中村奨吾、3回には藤岡裕大のタイムリーで追加点を挙げると、6回には岡大海の5号ソロが飛び出し、リードを広げた。
先発の佐々木朗希は6回5安打無失点・8奪三振の快投で今シーズン3勝目。唐川侑己、ハーマン、東妻勇輔と繋いでオリックスの反撃をかわした。引き分け数の関係で、2位ながらロッテに優勝マジック9が点灯した。
敗れたオリックスは、先発の宮城大弥が5回5失点と試合を作れず4敗目。「ここが一番大事なゲームというところで、全然投げることが出来なくて。申し訳ないですということしかありません」と反省の弁。打線も振るわず、9回にT-岡田の16号ソロで1点を返すのが精一杯だった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/12(火) | オリックス 2-2 ロッテ | 田嶋 小島 | |
10/13(水) | オリックス 2-8 ロッテ | 山﨑福 石川 | 勝:山﨑福 敗:石川 |
10/14(木) | オリックス 1-6 ロッテ | 宮城 佐々木朗 | 勝:佐々木朗 敗:宮城 |
日本ハム対西武
西武は0-0で迎えた6回、中村剛也の16号2ランで先制に成功。8回には中村の2打席連続となる17号ソロで追加点を挙げ、日本ハムを突き放した。
先発の松本航は7回3安打無失点と好投。「初回から腕を振ってリズムを作っていこうと思っていました。ピンチもありましたが、そこでもしっかり腕を振ることができたと思います」と今シーズン9勝目を振り返った。8回をギャレット、9回を平良海馬が抑え、日本ハム打線をシャットアウト。
敗れた日本ハムは、先発の伊藤大海が7回6安打2失点と好投。しかし打線が5安打無得点に終わり、伊藤を援護できなかった。伊藤は「僕が先制点を与えてしまったことが全てです。粘り切れなかったこと、スライダーが甘く入ってしまったこと、課題は山積みです」と自身の失点を悔いた。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/13(水) | 日本ハム 10-2 西武 | アーリン 髙橋 | 勝:アーリン 敗:髙橋 |
10/14(木) | 日本ハム 0-3 西武 | 伊藤 松本 | 勝:松本/セ:平良 敗:伊藤 |
楽天対ソフトバンク
ソフトバンクは1点を追う5回、中村晃の2打席連続となるタイムリーで同点に追いつく。3点を勝ち越された直後の8回には、柳田悠岐、代打・川島慶三のタイムリーで4点を奪い、逆転に成功した。
投げては4番手の古谷優人が今シーズン初勝利。最後は森唯斗が締めて15セーブ目を手にした。
楽天は7回、山﨑剛の3号2ランなどで3点を勝ち越し。しかし4番手の安樂智大がリードを守れず、逆転負けを喫してしまった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
10/13(水) | 楽天 2-1 ソフトバンク | 早川 マルティネス | 勝:宋家豪 敗:森 |
10/14(木) | 楽天 5-6 ソフトバンク | 則本昂 松本 | 勝:古谷/セ:森 敗:安樂 |
パ・リーグ順位表
10月14日終了時点
順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | オリックス | 136 | 66 | 53 | 17 | .555 | - |
2 | ロッテ | 133 | 63 | 51 | 19 | .553 | M9 |
3 | 楽天 | 133 | 62 | 56 | 15 | .525 | 3 |
4 | ソフトバンク | 136 | 56 | 60 | 20 | .483 | 5 |
5 | 西武 | 135 | 52 | 65 | 18 | .444 | 4.5 |
6 | 日本ハム | 131 | 49 | 64 | 18 | .434 | 1 |
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