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【コラム】ロッテVへ「岡コンビ」が躍動 小島の涙に奮起の藤岡裕大、好調の岡大海|プロ野球

【コラム】ロッテVへ「岡コンビ」が躍動 小島の涙に奮起の藤岡裕大、好調の岡大海|プロ野球時事通信
【プロ野球 コラム】パ・リーグ首位の千葉ロッテマリーンズは、10月15日からの3連戦で福岡ソフトバンクホークスと対戦する。報知新聞社・小田原実穂記者に注目選手を挙げてもらった。
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14日に51年ぶりとなる優勝マジック9を点灯させたロッテは、15日からソフトバンクとの3連戦に挑む。今季の対戦成績は9勝9敗3分けと勝率5割。この3連戦でキーマンとなるのは打撃好調の藤岡と岡の「岡コンビ」だ。

藤岡はここまで127試合に出場し打率2割6分6厘。打順は主に7番と下位打線に座るが、打率はリードオフマンの荻野や、中村奨、主砲のレアードに次ぐチーム4位。この藤岡がロッテ打線を支えている。

14日のオリックス戦(京セラドーム)では、負ければオリックスに優勝マジック7が点灯という崖っぷちの1戦でチームは16安打8得点と打線が爆発。藤岡が2点リードの3回2死満塁から山崎福のストレートを左前へと打ち返す2点適時打で4―0と突き放し、先発・山崎福を3回途中でマウンドから引きずり降ろした。藤岡はこの試合2安打2打点の活躍で打線をけん引し、現在も5試合連続安打中だ。

チームは12日のオリックス戦で2点リードの8回に小島が完封目前で宗に痛恨の同点2ランを被弾し、小島は泣き崩れた。「小島があれだけいいピッチングしてくれて勝てなくて、後輩にあれだけチームを背負わせて野手として情けなかった。

ずっとここ最近小島に助けてもらって、野手がほんとに打てれば、もう少し楽に投げさせることができたと思う。小島の気持ちを大事にしながら戦わないとと思った」と藤岡。チームは昨季10月に失速しソフトバンクに優勝を譲った悔しい経験もあり「去年の経験が生きていると思う」と今季にかける思いは強い。

エチェバリアの加入後は藤岡は主に三塁のレギュラーとして出場しているが、「どこを守っても打球をアウトにする意識は変わらないので」と全てはチームのために奮闘し続ける。 

そして今勢いに乗るのがもう一人のキーマン岡。10日の日本ハム戦(札幌ドーム)では2点を追う2死一塁から杉浦の134キロスライダーを左翼席へとたたき込む起死回生の同点4号2ラン。あと1アウトで負けが決まる状況で同点とし、チームを救った。何かが起きる予感を漂わせるのが岡の魅力。

今年の4月21日の日本ハム戦(ZOZO)、チームは最大5点差あった点差を安田の2ランなどで1点差まで追い上げると、9回2死一塁。岡が守護神・杉浦からバットを折りながらも、バックスクリーンへの逆転サヨナラ本塁打。ロッテが逆転サヨナラ本塁打で勝利するのは01年のフランク・ボーリック以来20年ぶりで、その日が「ボーリック・ナイト」と呼ばれたことから、この日は「ヒロミ・ナイト」と呼ばれるように。

14日のオリックス戦でも5号ソロをマークした。「チームとしても自分としても今が一番成長できるチャンス。ここをなんとか出し切ってリーグ優勝目指して行けたら」と岡。魅力抜群の男がチームをここからさらに勢いづける。

15日のオリックス戦(京セラドーム)に勝利し、ついに球団51年ぶりとなるマジック9が点灯。残り試合は10試合。16年ぶりのリーグVへと一気に突っ走るだけだ。(報知新聞社・小田原実穂)

文・小田原実穂

1996年10月1日生まれ。25歳。秋田県横手市出身。秋田県立横手城南高校から富士大学に入学。2019年報知新聞に入社。20年シーズンからロッテ担当

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