ついに最終カードを迎えた日本生命セ・パ交流戦2022。6月10日~12日に開催されるカードの見どころを紹介。首位を走る東京ヤクルトスワローズは、4年ぶり2度目の交流戦優勝をかけてPayPayドームでの福岡ソフトバンクホークス戦に臨む。
北海道日本ハムファイターズ VS 中日ドラゴンズ
5勝10敗で11位の日本ハムは、6月に入り2勝6敗、3カード連続負け越し中。一方の中日は7勝8敗の7位タイ、3カード連続勝ち越しのあと3連敗中だ。
日本ハムは10日に先発する上沢直之に注目。3月、4月と振るわなかったが、5月は4試合で4勝負けなし、防御率0.58と圧巻の投球を見せ、自身初の月間MVPにも輝いた。3日の阪神戦では6回5失点と打ち込まれたが、交流戦最終登板で雪辱を果たしたい。
一方の中日は、A.マルティネスに注目だ。6月に入っても好調の打撃を維持し、7試合で打率.320、2本塁打、3打点で、現在7試合連続安打中。9試合連続安打と調子を取り戻してきたビシエドとのコンビで、上沢を攻略できるか。
東北楽天ゴールデンイーグルス VS 読売ジャイアンツ
ともに7勝8敗で7位タイの楽天と巨人が対戦。一つでも順位を上げるためにも、負けられない戦いとなる。
楽天は10日、藤井聖が先発する。2年目の今シーズンは4月28日のデビュー戦で6回無失点で初勝利を挙げるも、5月11日のロッテ戦では5回途中3失点で初黒星も喫した。3度目の登板で本拠地初白星となるか。
巨人は10日に先発する戸郷翔征に注目。直近4試合はいずれも7回以上を投げ、3失点以上は1度だけと好投を続けている。7勝目を挙げてリーグ単独トップに躍り出るか。
埼玉西武ライオンズ VS 広島東洋カープ
7勝8敗で7位タイの西武と、4勝11敗で最下位に沈む広島の対戦。6月の戦績はともに2勝6敗と波に乗れずにいるが、先に抜け出すのはどちらか。
西武の注目は10日に先発する髙橋光成。自身3連敗中と苦戦するも、直近2試合はいずれも7回1失点と好投を見せている。この日は打線が奮起してエースを援護したい。
広島は10日、野村祐輔が今シーズン初登板。2020年10月に右鎖骨下静脈血栓除去術を受け、2021年は未勝利に終わった右腕だが、今シーズンはファームで8試合38回を投げて防御率1.42の好成績を残している。2年ぶりの白星へ向けて準備は万端だ。
千葉ロッテマリーンズ VS 横浜DeNAベイスターズ
ともに8勝7敗で4位タイのロッテとDeNA。ロッテは現在4連勝中、DeNAは2カード連続勝ち越し中と好調だ。
ロッテの注目は4年目の大砲・山口航輝。6月は5試合で打率.455(11打数5安打)と当たっており、出場2試合連続本塁打中だ。10日に先発するドラフト同期の小島和哉を援護する一発に期待がかかる。
一方のDeNAは両翼を守る関根大気、蝦名達夫に注目したい。ともに6月の打率は4割を超え、9日の日本ハム戦では2番・関根、3番・蝦名の並びで揃ってマルチ安打を記録。今カードでもその働きに期待がかかる。
オリックス・バファローズ VS 阪神タイガース
8勝7敗で4位タイのオリックスと、9勝6敗で2位タイの阪神による関西ダービー。ヤクルトの勝敗次第でまだ優勝の可能性がある阪神にとっては、一つも落とせない戦いとなる。
オリックスの注目は、打率.429で交流戦首位打者を走る杉本裕太郎。さらに3本塁打、9打点と好成績を残し、序盤の不振を振り払うように打ちまくっている。
一方の阪神は、大山悠輔が調子を上げてきた。打率.346は交流戦3位、6本塁打は同トップ、15打点は同3位と打撃3部門で上位の成績を残している。今カードでは杉本と大山のスラッガー対決に注目だ。
福岡ソフトバンクホークス VS 東京ヤクルトスワローズ
9勝6敗で2位タイのソフトバンクと、11勝4敗で首位を走るヤクルトが対戦。ヤクルトは球団新の8カード連続勝ち越し中で、記録更新と交流戦優勝のダブル達成の期待がかかる。
ソフトバンクは牧原大成が好調をキープしている。5月27日の広島戦以来、11試合連続安打中で、交流戦に入ってから出場14試合中13試合で安打を放ち、打率.408は12球団2位の成績だ。最後の3連戦でさらに数字を伸ばし、首位打者獲得なるか。
一方のヤクルトは、10日に先発予定の小川泰弘に注目したい。ここまで9試合で3勝3敗と勝ち星は伸び悩んでいるが、防御率2.34と安定感抜群。特に5月以降は5試合全てで7回以上、自責点2以下に抑えており、今回登板でも好投に期待がかかる。
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