7月2日、セ・リーグの試合が行われた。東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズの試合は、ヤクルトが2-1でサヨナラ勝ちを収めマジック53が点灯した。中日ドラゴンズ対阪神タイガースの試合は、阪神が5-2で勝利し連敗を4で止めた。広島東洋カープ対読売ジャイアンツの試合は、広島が2-0でサヨナラ勝ちを収めた。
ヤクルト対DeNA
ヤクルトは0-1と1点ビハインドで迎えた8回、塩見泰隆の適時打で同点に追いつく。そのまま1-1で迎えた延長10回、1死満塁のチャンスを作ると塩見が適時内野安打を放ちサヨナラ勝ちを決めた。これでヤクルトに優勝へのマジック53が点灯した。7月2日でのマジック点灯はプロ野球史上最速。
DeNAは0-0で迎えた7回、大田泰示の本塁打で1点を先制する。しかし8回、先発の濵口遥大が1点を失い同点に追いつかれ降板。延長10回からマウンドに登った3番手の伊勢大夢が粘りきれなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/1(金) | ヤクルト 4-6 DeNA | 高梨 今永 | 勝：今永／セ：山崎 敗：高梨 |
| 7/2(土) | ヤクルト 2-1DeNA | サイスニード 濱口 | 勝：マクガフ 敗：伊勢 |
| 7/3(日) | ヤクルト DeNA | 小澤 京山 | 勝： 敗： |
中日対阪神
阪神は3回、島田海吏と大山悠輔の適時打で4点を先制する。4-2と2点差に迫られるも8回、山本泰寛のスクイズで1点を追加し5-2とリードを広げる。投げては先発の伊藤将司が7回2失点の好投で今シーズン5勝目をマークした。
適時打を放った大山は、「打ったのはチェンジアップ。（島田）海吏が2アウトからいい形で先制してくれましたし、みんなが良い流れで回してくれたので、とにかく還すだけという気持ちでした。（伊藤）将司を援護することができてよかったです」と喜んだ。
中日は0-4と4点ビハインドの7回、岡林有希の適時打などで2点を返すも及ばず。先発の松葉貴大が7回4失点で今シーズン3敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/1(金) | 中日 3-1 阪神 | 大野雄 青柳 | 勝：ロドリゲス／セ：R.マルティネス 敗：湯浅 |
| 7/2(土) | 中日 2-5 阪神 | 松葉 伊藤将 | 勝：伊藤将／セ：岩崎 敗：松葉 |
| 7/3(日) | 中日 阪神 | 柳 才木 | 勝： 敗： |
広島対巨人
広島は両チーム無得点で迎えた9回、マクブルームが2点本塁打を放ちサヨナラ勝ち。投げては先発の森下暢仁が8回無失点11奪三振と好投。9回はケムナ誠が1回無失点と巨人打線を封じ込め今シーズン2勝目をマークした。
巨人は先発の菅野智之が7回無失点と好投。しかし打線が広島投手陣の前にわずか5安打と封じ込められ完封負けを喫した。これで巨人は貯金がなくなり勝率5割となった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/1(金) | 広島 5-3 巨人 | 大瀬良 シューメーカー | 勝：大瀬良／セ：栗林 敗：シューメーカー |
| 7/2(土) | 広島 2-0 巨人 | 森下 菅野 | 勝：ケムナ 敗：平内 |
| 7/3(日) | 広島 巨人 | 九里 堀田 | 勝： 敗： |
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