7月8日、パ・リーグの試合が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズの試合は、西武が8-4で勝利し2位の楽天とのゲーム差が0.5ゲーム差となった。オリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの試合は、ロッテが6-1で勝利した。福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの試合は、日本ハムが4-2で延長戦を制した。
楽天対西武
西武は4-4の同点で迎えた8回、オグレディのこの日2本目となる本塁打で1点を勝ち越す。さらに9回には山川穂高の本塁打などで3点を追加し8-4とリードを広げる。最後は森脇亮介が締め逃げ切った。
勝ち越し弾を放ったオグレディは、「ツーボールまでは落ち着いてボールを見れていたんだけれど、その後の2球は力んでしまってファールになってしまったんだ。追い込まれたおかげで逆に落ち着付けて自分のスイングができたよ。最高の結果になったね」と振り返った。
楽天は1-4と3点ビハインドの6回、岡島豪郎の適時打などで同点に追いつく。しかしそのリードを中継ぎ陣が守りきれなかった。プロ初登板となった先発の松井友飛は4回4失点で勝ち負けはつかなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/8(金) | 楽天 4-8 西武 | 松井友 高橋光成 | 勝：水上 敗：鈴木翔 |
| 7/9(土) | 楽天 西武 | 辛島 スミス | 勝： 敗： |
| 7/10(日) | 楽天 西武 | 勝： 敗： |
オリックス対ロッテ
ロッテは4回、安田尚憲の適時打などで3点を先制する。そのまま迎えた6回には山口航輝の適時二塁打などでさらに3点を追加し6-0とリードを広げる。投げては先発の二木康太が7回無失点の好投で今シーズン2勝目を挙げた。
適時打を放った山口は、「打ったのはストレートです。またチャンスでしたし、福浦コーチにもやることは一緒だからあまり力を入れすぎるなと言われて、良い感じで力を抜いて打てました。良い追加点が取れて良かったです」と喜んだ。
オリックスは先発の山岡泰輔が6回途中6失点（自責5）と粘れなかった。打線は9回に吉田正尚の適時打で1点を返すのが精一杯だった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/8(金) | オリックス 1-6 ロッテ | 山岡 二木 | 勝：二木 敗：山岡 |
| 7/9(土) | オリックス ロッテ | 山本 小島 | 勝： 敗： |
| 7/10(日) | オリックス ロッテ | 勝： 敗： |
ソフトバンク対日本ハム
日本ハムは2-2の同点で迎えた延長10回、石井一成の本塁打で2点を勝ち越す。投げては先発の上沢直之が8回途中2失点と好投。その後を中継ぎ陣が無失点で切り抜けた。
その上沢は、「自分で続投を志願して、あの回(8回)は投げたので、何が何でも抑えたいという気持ちでした。ピンチを作って降板するという、信頼を失うような結果になってしまい、チームに申し訳ない気持ちです。イニング途中からマウンドに上がり、ゼロで抑えてくれた中継ぎには感謝の気持ちしかないです」と悔やんだ。
ソフトバンクは1-2と1点ビハインドの8回、牧原大成の適時打で同点に追いつく。しかし延長10回、津森宥紀が被弾しそのまま敗れた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/8(金) | ソフトバンク 2-4 日本ハム | レイ 上沢 | 勝：堀／セ：石川直 敗：津森 |
| 7/9(土) | ソフトバンク 日本ハム | 東浜 伊藤 | 勝： 敗： |
| 7/10(日) | ソフトバンク 日本ハム | 勝： 敗： |
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