8月10日、日本野球機構(NPB)が7月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグは阪神タイガースの西勇輝と東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が、パ・リーグは埼玉西武ライオンズの水上由伸とオリックス・バファローズの吉田正尚が選出された。
西は2019年9月以来、2度目の受賞。4試合に先発してリーグトップタイの3勝を挙げ、同2位の防御率0.66、投球回27.1回を記録した。4試合全てでクオリティ・スタートを達成するなど、安定した投球を披露した。
2ヵ月連続3度目の受賞となった村上は、全20試合に4番として出場し、リーグトップの8本塁打、長打率.742、出塁率.471に、同トップタイの17打点を記録した。7月31日の阪神戦では自身初となる3打席連続本塁打を達成(翌日にNPB新記録の5打席連続本塁打を達成)するなど、圧巻の成績を残した。
水上はプロ2年目での初受賞となった。11試合で2勝0敗、1セーブにリーグトップタイの7ホールドを記録。10.2回を投げて防御率0.00と首位を走るチームの勝ちパターンとして活躍を見せた。球団の育成出身選手としては初の受賞となった。
吉田は自身5度目の受賞。24試合全てに4番として出場し、打率.322を記録し、リーグトップの出塁.454、同2位の20打点、長打率.529、同2位タイの28安打と好成績を残した。
西勇輝(阪神・3度目)※パ・リーグで1度
[成績] 4試合 3勝0敗 投球回27.1 防御率0.66 奪三振13 自責点2
村上宗隆(ヤクルト・3度目)
[成績] 20試合 打率.318 21安打 8本塁打 17打点
水上由伸(西武・初)
[成績] 11試合 2勝0敗 1セーブ 7ホールド 投球回10.2 防御率0.00 奪三振8 自責点0
吉田正尚(オリックス・5度目)
[成績] 24試合 打率.322 28安打 4本塁打 20打点 2盗塁
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