8月11日、パ・リーグの試合が行われた。北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズの試合は、日本ハムが3-2でサヨナラ勝ちを決めた。千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの試合は、ソフトバンクが4-3で勝利し3連勝を飾った。オリックス・バファローズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの試合は、オリックスが6-1で勝利し3位に浮上した。
日本ハム対西武
日本ハムは0-1と1点ビハインドの5回、今川優馬の本塁打で2-1と逆転に成功する。同点に追いつかれるも延長10回、2死一、二塁の場面で清水優心が適時打を放ちサヨナラ勝ちを収めた。
プロ初先発で7回途中2失点の好投を見せた鈴木健矢は、「毎回ランナーを出して、流れが悪い中でも、今川（優馬）さんがホームランを打ってくれたので、7回は投げ切りたかったです。次回は、しっかり投げ切れるようにしたいです」と振り返った。
西武は先発の松本航が9回2失点と好投。そのまま続投した延長10回に2死までこぎつけるも最後は適時打を浴びサヨナラ負け。これでこのカード負け越しとなった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/9(火) | 日本ハム 5-3 西武 | 伊藤 髙橋光成 | 勝：ロドリゲス 敗：増田 |
| 8/10(水) | 日本ハム 2-2 西武 | 上原 平井 | |
| 8/12(木) | 日本ハム 3-2 西武 | 鈴木 松本 | 勝：井口 敗：松本 |
ロッテ対ソフトバンク
ソフトバンクは0-1と1点ビハインドの2回、中村晃がソロ本塁打を放ち同点に追いつく。3-3の同点で迎えた9回には今宮健太がソロ本塁打を放ち1点を勝ち越す。投げては先発のレイが5回を投げきれなかったものの、それ以降は継投策でロッテ打線を封じ込めた。
同点本塁打を放った中村は、「追い込まれてから、コンタクトすることだけを考えました。真っ直ぐを完璧に捉えることができました。逆転された直後に追いつくことができて良かったです」と喜んだ。
ロッテは2年ぶりの先発となった種市篤暉が3回3失点と試合を作れなかった。打線はマーティンの本塁打などで3点を奪うも及ばず。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/9(火) | ロッテ 0-3 ソフトバンク | ロメロ 石川 | 勝：石川／セ：モイネロ 敗：ロメロ |
| 8/10(水) | ロッテ 3-4 ソフトバンク | 佐々木朗 東浜 | 勝：東浜／セ：モイネロ 敗：佐々木朗 |
| 8/12(木) | ロッテ 3-4 ソフトバンク | 種市 レイ | 勝：松本／セ：藤井 敗：益田 |
オリックス対楽天
オリックスは2回、頓宮裕真の本塁打で2点を先制する。4回には杉本裕太郎の本塁打などで2点を追加し4-0。投げては先発の宮城大弥が8回1失点の好投で今シーズン7勝目を挙げた。
プロ初安打が適時打となった元謙太は、「打ったのは真っすぐです。得点圏の場面でしたし、追い込まれていたので、なんとか前に打球を飛ばして、事を起こそうと思って打席に入っていました。（プロ初安打について）とても緊張していたんですが、1本出てくれてほっとしました」と喜んだ。
楽天は打線が浅村栄斗に本塁打が生まれるもわずか2安打。1点のみと打線が封じこめられた。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/9(火) | オリックス 5-1 楽天 | 田嶋 則本 | 勝：田嶋 敗：則本 |
| 8/10(水) | オリックス 1-2 楽天 | 山本 辛島 | 勝：西口／セ：松井裕 敗：ワゲスパック |
| 8/12(木) | オリックス 6-1 楽天 | 宮城 弓削 | 勝：宮城 敗：弓削 |
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