8月16日、埼玉西武ライオンズの内海哲也が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
内海は球団を通じ「このたび、今シーズン限りで現役を引退することを決断しました。今の気持ちは『やりきりました』の一言です。19年という長きにわたってご声援を送っていただきましたファンの皆さま、支えてくださった関係の皆さまに心から感謝申しあげます」と、引退を決断したこと、関係者への感謝を語った。
さらに「振り返りますと、リーグ優勝や日本一になることができ心から喜んだこと、ライオンズに移籍した2019シーズンは一度も1軍のマウンドに上がれず悔しい思いをしたこと、今シーズンは目標にしていた2000投球回数を達成できたこと、新たに投手コーチとして投手の育成に微力ながら携われたことなど、いろいろなことがありました。すべてがいい思い出で、本当に幸せな野球人生を送らせてもらいました。来月には記者会見を行い、その場で感謝の言葉を直接お伝えしたいと考えています。19年間本当にありがとうございました」とこれまでを振り返り、改めて感謝のコメントで締めくくった。
内海は敦賀気比高から東京ガスを経て、2003年自由枠で読売ジャイアンツに入団した左腕。1年目から一軍で登板機会を掴むと、2011年、2012年には2年連続で最多勝を獲得した。2007年には最多奪三振、2012年にはベストナインに輝き、巨人のエースとして活躍。
2018年オフに西武へ移籍したが、4年間で8試合で2勝にとどまっていた。通算成績は332試合で135勝104敗、防御率3.24、1517奪三振。
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