8月21日、パ・リーグの試合が行われた。東北楽天ゴールデンイーグルスは千葉ロッテマリーンズとの接戦を制し2連勝。埼玉西武ライオンズは投打が噛み合い、オリックス・バファローズに勝利。福岡ソフトバンクホークスは一発攻勢で北海道日本ハムファイターズに快勝を収めた。
楽天対ロッテ
楽天は5回、二死一、二塁から小深田大翔が試合の均衡を破るタイムリーを放ち先制。この1点を投手陣が守り抜いた。先発の藤平尚真は、6回途中1安打無失点7奪三振の快投を披露。その後も宮森智志、宋家豪、西口直人、松井裕樹が無安打無失点に抑え、完封リレーを完成させた。
4年ぶりの白星を挙げた藤平は「身体の状態もよかったですし、取り組んできたチェンジアップもしっかり形になったと思います。野手の方が点を取ってくれるまでは絶対に0で抑えるという思いを持って全力で腕を振りました」とホッとした表情で振り返った。
ロッテは先発の小島和哉が6回1失点と好投。リリーフ陣も無安打無失点で繋いだが、打線が1安打無得点と援護できなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/19(金) | 楽天 5-6 ロッテ | 岸 佐々木朗 | 勝:佐々木朗/セ:オスナ 敗:岸 |
8/20(土) | 楽天 5-2 ロッテ | 田中将 ロメロ | 勝:田中将/セ:松井裕 敗:ロメロ |
8/21(日) | 楽天 1-0 ロッテ | 藤平 小島 | 勝:藤平/セ:松井裕 敗:小島 |
西武対オリックス
西武は初回、山川穂高のタイムリーなどで2点を先制。2-1で迎えた5回には、柘植世那のタイムリーで再びリードを2点に広げた。
投げては先発のエンスが、6回3安打1失点の好投で今シーズン8勝目。7回以降は水上由伸、スミス、増田達至が無安打無失点に抑え、オリックスに競り勝った。
「今日は体の状態がとても良かったね。一人ひとり、1個ずつアウトを重ねていくことをとにかく意識して投げたよ」とエンス。
オリックスは先発の椋木蓮が、2回途中2失点で降板し、プロ初黒星。リリーフ陣が踏ん張ったが、打線が頓宮裕真の一発による1点止まりだった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
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8/19(金) | 西武 3-4オリックス | 今井 山本 | 勝:山本 敗:本田 |
8/20(土) | 西武 0-6 オリックス | 與座 宮城 | 勝:宮城 敗:與座 |
8/21(日) | 西武 3-1 オリックス | エンス 椋木 | 勝:エンス/セ:増田 敗:椋木 |
ソフトバンク対日本ハム
ソフトバンクは2回、デスパイネの7号ソロで先制に成功。3回には野村勇の9号2ランでリードを広げると、その後も柳田悠岐の16号ソロ、野村勇のこの日2本目となる10号ソロが飛び出し、日本ハムを突き放した。
投げては先発の和田毅が、5回3安打1失点の好投で今シーズン4勝目。6回以降は小刻みな継投で日本ハムの反撃を封じた。「調子自体は良くなかったが、徐々に感覚が良くなり、リズムよく投球することができました。5回に失点はしてしまいましたが、最低限のゲームメイクはできたと思います」と和田。
日本ハムは中島卓也の犠飛による1点止まり。先発の加藤貴之が7回7安打4失点(自責3)と好投を見せたが、援護できなかった。
開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
---|---|---|---|
8/19(金) | ソフトバンク 7-2 日本ハム | 坂東 ポンセ | 勝:板東 敗:ポンセ |
8/20(土) | ソフトバンク 9-3 日本ハム | 武田 上沢 | 勝:武田 敗:上沢 |
8/21(日) | ソフトバンク 5-1 日本ハム | 和田 加藤 | 勝:和田 敗:加藤 |
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