8月27日、セ・リーグの試合が行われた。東京ヤクルトスワローズは7本塁打を含む23安打16得点で横浜DeNAベイスターズに大勝。阪神タイガースは投打が噛み合い、中日ドラゴンズに快勝を収めた。広島東洋カープは読売ジャイアンツとの接戦を制した。
DeNA対ヤクルト
ヤクルトは1点を追う3回、キブレハンの来日初となる1号ソロで同点に追いつくと、内山壮真のタイムリーで逆転に成功。4回にはオスナの15号3ランが飛び出しリードを広げると、その後もキブレハンの2号、3号、サンタナの13号、内山の2号、村上宗隆の48号と7本塁打が飛び出し、23安打16得点を挙げた。村上は一発を含む5安打4打点の大暴れ。
投げては先発の小川泰弘が、6回4安打3失点と試合を作り、今シーズン6勝目。7回を木澤尚文、8回、9回を大西広樹が抑えてDeNAの反撃を振り切った。
DeNAは先発の石田健大が3回3失点で降板すると、リリーフ陣も打ち込まれて大量失点。打線は牧秀悟、宮﨑敏郎の一発などで応戦するも、及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/26(金) | DeNA 3-6 ヤクルト | 大貫 サイスニード | 勝：サイスニード／セ：マクガフ 敗：大貫 |
| 8/27(土) | DeNA 4-16 ヤクルト | 石田 小川 | 勝：小川 敗：石田 |
| 8/28(日) | DeNA ヤクルト | 京山 原 | 勝： 敗： |
中日対阪神
阪神は初回、ロハス・ジュニア、大山悠輔のタイムリーなどで3点を先制。3-1で迎えた8回には梅野隆太郎の押し出し四球などで2点を追加し、中日を突き放した。
「打ったのはストレート。最近はなかなか点を取れていない試合が多かったから何とか先に取りたい気持ちで打席に立ったよ。後ろの打者達も繋いで点を取ることができたしよかったね」と先制打のロハス。
投げては先発の藤浪晋太郎が、7回5安打1失点7奪三振の快投で今シーズン2勝目。8回を湯浅京己、9回をケラーが抑えて中日の反撃を封じた。
中日は先発の小笠原慎之介が7回8安打3失点8奪三振の力投を披露。しかし打線が阿部寿樹の犠飛による1点止まりと、援護できなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/26(金) | 中日 5-2 阪神 | 大野雄 西勇 | 勝：大野雄／セ：ライデル・マルティネス 敗：西勇 |
| 8/27(土) | 中日 1-5 阪神 | 小笠原 藤浪 | 勝：藤浪 敗：小笠原 |
| 8/28(日) | 中日 阪神 | 柳 森木 | 勝： 敗： |
広島対巨人
広島は1-2で迎えた4回、西川龍馬の9号ソロなどで2点を挙げて逆転。5回には矢野雅哉の2号ソロで1点を追加した。同点とされた直後の8回には、菊池涼介の勝ち越しタイムリーなどで2点を挙げ、巨人を突き放した。
投げては3番手のケムナ誠が今シーズン4勝目。8回二死一、二塁の場面で登板し、ウィーラーを空振り三振に抑えて逆転劇を呼び込んだ。
巨人は中田翔の16号2ランなどで4点を挙げたが、8回に登板した5番手のクロールが粘り切れなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 8/26(金) | 広島 3-4 巨人 | 玉村 山﨑伊 | 勝：鍵谷／セ：大勢 敗：森浦 |
| 8/27(土) | 広島 6-4 巨人 | 遠藤 直江 | 勝：ケムナ／セ：栗林 敗：クロール |
| 8/28(日) | 広島 巨人 | 大道 赤星 | 勝： 敗： |
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