9月2日、パ・リーグの試合が行われた。北海道日本ハムファイターズは万波中正の一発などで東北楽天ゴールデンイーグルスに逆転勝利。オリックス・バファローズは投手陣が好投し、千葉ロッテマリーンズとの接戦を制した。福岡ソフトバンクホークスは投打が噛み合い、埼玉西武ライオンズに快勝。ゲーム差なしの首位に浮上した。
楽天対日本ハム
日本ハムは1-1の5回、万波中正の14号ソロで勝ち越しに成功。6回には松本剛のタイムリーでリードを2点に広げた。
先発の伊藤大海は、6回8安打1失点の好投で2年連続の10勝目。「先制はされましたが、すぐに同点に追いつき、勝ち越してくれた野手に感謝したいです。なんとか6回を最少失点で乗り切れたことはよかったですが、もっと長いイニングを投げれるようにしたいです」と好投を振り返った。
楽天は3回、小郷裕哉の1号ソロで先制も、追加点を奪えず逆転負け。先発の岸孝之は7回7安打3失点と試合を作ったが、9敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/2(金) | 楽天 1-3 日本ハム | 岸 伊藤 | 勝：伊藤／セ：石川直 敗：岸 |
| 9/3(土) | 楽天 日本ハム | 田中将 ポンセ | 勝： 敗： |
| 9/4(日) | 楽天 日本ハム | 勝： 敗： |
ロッテ対オリックス
オリックスは0-0で迎えた5回、死球と安打でチャンスを作ると、伏見寅威の内野ゴロの間に1点を先制。これが決勝点となった。
投げては先発の山﨑福也が、5回2安打無失点5奪三振の好投で今シーズン5勝目。2番手の山﨑颯一郎が3回1安打無失点、3番手の阿部翔太が1回1安打無失点に抑えて完封リレーを完成させた。
「ランナーを許してしまうイニングも多くなってしまいましたが、しっかりと落ち着いて投げることが出来ましたし、5回までではありますが、なんとかゲームを作れたところはよかったと思います」と山﨑福。
ロッテは先発の佐々木朗希が、9回を97球で投げ切り、4安打1失点9奪三振と好投を見せるも完投負け。打線は4安打無得点に終わり、佐々木朗を援護できなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/2(金) | ロッテ 0-1 オリックス | 佐々木朗 山﨑福 | 勝：山﨑福／セ：阿部 敗：佐々木朗 |
| 9/3(土) | ロッテ オリックス | ロメロ 山本 | 勝： 敗： |
| 9/4(日) | ロッテ オリックス | 勝： 敗： |
ソフトバンク対西武
ソフトバンクは0-0で迎えた5回、今宮健太の4号ソロで先制に成功。6回にはデスパイネのタイムリー、下位には三森大貴のタイムリーなどで2点を追加しリードを4点とした。
「真っ直ぐが速いピッチャーなので、とにかくコンタクトすることだけを考えました。その結果、真っ直ぐを捉えることができ、スタンドまで運ぶことができました」と先制弾の今宮。
投げては先発の東浜巨が6回途中4安打無失点6奪三振の好投で、今シーズン9勝目。6回二死満塁のピンチで登板した松本裕樹が、無失点に抑える好リリーフを見せた。
西武の先発・松本航は、7回途中6安打4失点（自責3）7奪三振で5敗目。打線は6安打無得点と、松本を援護できなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/2(金) | ソフトバンク 4-0 西武 | 東浜 松本 | 勝：東浜 敗：松本 |
| 9/3(土) | ソフトバンク 西武 | 板東 與座 | 勝： 敗： |
| 9/4(日) | ソフトバンク 西武 | 勝： 敗： |
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