9月10日、セ・リーグの試合が行われた。中日ドラゴンズは投打が噛み合い、読売ジャイアンツに勝利。横浜DeNAベイスターズは阪神タイガースに2連勝。広島東洋カープは3回に一挙12得点を挙げて東京ヤクルトスワローズに大勝を収めた。
巨人対中日
中日は0-0の5回、アリエル・マルティネスの8号ソロで先制すると、6回には木下拓哉の犠飛でリードを2点に広げた。8回にはビシエドのタイムリーなどで3点を追加し、巨人を突き放した。
「内に来るボールを狙っていたが上手く反応できた。いつも波留コーチに熱心に教えて頂いているので打つことができてとても嬉しいです」と先制弾のアリエル・マルティネス。
投げては先発の小笠原慎之介が、8回途中4安打2失点7奪三振の好投で8勝目。ロドリゲス、ライデル・マルティネスと繋いで巨人の反撃を封じた。
巨人は先発のメルセデスが6回途中2失点で6敗目。打線は終盤、大城卓三の2点タイムリーで反撃するも、及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/9(金) | 巨人 1-3 中日 | 戸郷 大野雄 | 勝：ライデル・マルティネス／セ：清水 敗：大勢 |
| 9/10(土) | 巨人 2-5 中日 | メルセデス 小笠原 | 勝：小笠原／セ：ライデル・マルティネス 敗：メルセデス |
ヤクルト対広島
広島は0-1で迎えた3回、松山竜平のタイムリーで同点に追いつくと、そこから打線が爆発。堂林翔太の8号3ラン、坂倉将吾の14号3ランに、上本崇司のプロ初となるソロが飛び出し、一挙12得点。6回にも西川龍馬のタイムリーなどで3点を挙げて大勝を収めた。
投げては3番手の森浦大輔が、今シーズン2勝目を手にした。
ヤクルトは3回、守備のミスもあり大量失点。打線は4回、中村悠平のタイムリーなどで6点を返すも、及ばなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/9(金) | ヤクルト 7-6 広島 | 小澤 大瀬良 | 勝：久保／セ：マクガフ 敗：大瀬良 |
| 9/10(土) | ヤクルト 7-15 広島 | サイスニード 野村 | 勝：森浦 敗：サイスニード |
DeNA対阪神
DeNAは初回、牧秀悟のタイムリーで幸先良く先制。3回には楠本泰史のタイムリーなどで4点を追加すると、5-0の8回にも桑原将志の2点タイムリーが飛び出し、勝負を決めた。
投げては先発の石田健大が、6回2安打無失点6奪三振の好投で今シーズン5勝目。7回以降は入江大生、エスコバーと繋ぎ、最後は中川虎大が締めて阪神打線をシャットアウトした。
「久しぶりのトバさんとのバッテリーでしたが、初回から自分の良さを引き出してくれました。ランナーを出すイニングもありましたが、良いリズムで投げることができました」と石田。
阪神の先発・森木大智は、3回途中5失点（自責3）と試合を作れず2敗目。打線も3安打無得点と振るわず、完敗を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 9/9(金) | DeNA 9-2 阪神 | 上茶谷 藤浪 | 勝：上茶谷 敗：藤浪 |
| 9/10(土) | DeNA 7-0 阪神 | 石田 森木 | 勝：石田 敗：森木 |
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