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10月4日、中日ドラゴンズは平田良介ら10選手と来シーズンの契約を結ばないことを発表した。
平田は2005年高校生ドラフト1巡目で指名を受け、大阪桐蔭高から中日へと入団。2011年に113試合の出場で11本塁打を放ちブレイク。以降も主力としてチームを引っ張ってきた。2017年に行われた第4回ワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表にも選出されている。
近年は低迷しており、また、昨年10月、自身のSNSで「異形狭心症」であることを公表。病気に苦しんでいたことも明かしていた。
復活を期した今シーズンは開幕一軍を掴むも、5月に新型コロナウイルス陽性判定を受け二軍落ち。しかし7月12日に一軍復帰を果たすと、16日に甲子園球場で行われた阪神タイガース戦では延長10回に今シーズン第1号本塁打を放ち底力を見せた。
ダイヤモンドを回る姿は笑顔に溢れ、ベンチ前で出迎えたチームメートも全員が心から喜んでいる様子だった。
また当時、DAZNが公式ツイッターでこの場面を投稿したところ、多くのファンに拡散された。平田の戦力外の報が流れてからも、改めてファンの間で拡散され「俺はこのアーチを忘れないぜ」「現地でこれを魅せてくれた平田本当にありがとう」との声が寄せられていた。
現役続行を希望している平田が来シーズンも本塁打を放ち、ファンへ笑顔を届けることに期待がかかる。
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