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現在、DAZNでは「GIANTS INSIDE」として激闘の2022年シーズン、前半戦の舞台裏に迫るドキュメンタリーを配信している。エピソード1「葛藤の先へ」の一部を紹介したい。
セ・リーグ3連覇を目指した2021年シーズンの読売ジャイアンツは、61勝62敗20分と借金がありながら3位でクライマックスシリーズに進出した。
ファーストステージは突破したものの、ファイナルステージで東京ヤクルトスワローズに2敗1分で1勝もできずに敗退。3年連続となる日本シリーズ進出を果たすことはできなかった。
2021年シーズンを振り払い2022年シーズンに巻き返すためにも、開幕ダッシュは欠かせなかった。もちろん開幕戦での白星は必須だ。
しかしそんな大事な開幕戦を任されたエースの菅野智之は、登板前から不安を口にしていた。
それそもそのはず。オープン戦では3試合の登板で防御率7.36。11回を投げ被安打14、被本塁打3と結果がついてきていなかった。
登板前にはバッテリーを組む小林誠司から「大丈夫？」と問われるも「大丈夫じゃない」と赤裸々に答え、山口鉄也投手コーチに「開幕戦でやらかしたことあります？」と確認をしたほど。
理想が高いが故に現実とのギャップに苦しみ、葛藤を抱えたままオープニングゲームのマウンドへと歩みを進めた。
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