10月15日、阪神タイガースの矢野燿大が阪神電鉄本社にて藤原崇起取締役会長・オーナーへシーズン終了を報告し、退団会見を行った。
ユニフォームを脱いだ今の気持ちについて「僕が目指す野球というのは、選手にも良くて、ファンの方にも良くて、夢と理想を語りながらやってくる野球というのは、貫くことができた、やり切ったという思いは持っています」と語った矢野監督。
「しかしながらリーグ優勝も日本一もできなかったという悔しさも同時に持っていますが、チーム全体で一丸となって、強いチームは作れませんでしたが、全員で「いいチーム」は作れたかなと思います」と、悔しさと達成感について語った。
前日の試合終了後にスタンドからエールが送られたことについては「感謝しかないですね。タイガースファンの方も悔しい思いをしている中で、あのような形で送り出していただいて、応援団の方々が「俺たちの野球を貫いた」という横断幕を出していただいたのもはっきり見えましたし、本当に感謝しかないです」と感謝の気持ちを口にした。
ファンへ向けては「勝つ喜び、優勝という喜びは皆さんに届けられませんでしたが、タイガースの選手たちの魅力というのは伝わったところはあったのではと思います。コロナ禍という難しい時でしたが、その中でも今シーズンも12球団一多くの皆さんに来ていただいたり、熱い日本一の応援をしていただけたことは本当にありがたかったです」とメッセージを送った。
<矢野燿大監督通算成績>
2019年 69勝68敗6分 3位
2020年 60勝53敗7分 2位
2021年 77勝56敗10分 2位
2022年 68勝71敗4分 3位
通算 274勝248敗27分
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