10月18日、日本野球機構（NPB）が9、10月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグは中日ドラゴンズの小笠原慎之介とビシエドが、パ・リーグはオリックス・バファローズの山本由伸と吉田正尚が選出された。
小笠原は5試合全てに先発し、リーグトップの4勝、投球回35.2回、奪三振42をマーク。防御率1.51は同2位だった。登板した試合全てでクオリティ・スタート（6回以上自責点3以下）を達成するなど、好投を見せた。小笠原は7年目で初受賞。
4度目の受賞となったビシエドは25試合に4番として出場し、リーグトップの36安打を放ち、同2位の打率.367、16打点、同3位の長打率.541をマークした。打者部門で中日の選手が受賞するのは2019年9月度の福田永将以来。
山本は5試合に先発してリーグトップタイの4勝を挙げ、同3位の防御率1.38と好投。1完封を含む2完投で、チームの優勝に大きく貢献した。山本の受賞は6月度に続き今シーズン2度目、通算7度目。
吉田正は全22試合に出場して打率.416、32安打、60塁打、23打点、長打率.779、出塁率.500でリーグトップの成績を収めた。22試合のうち19試合で安打を放ち、10試合でマルチ安打を放つなど、チームを逆転優勝に導いた。吉田正の受賞は7月度に続いて今シーズン2度目、通算6度目。
4人の主な成績は以下の通り。
小笠原慎之介（中日・初）
[成績] 5試合 4勝0敗 投球回35.2 防御率1.51 奪三振42 自責点6
ビシエド（中日・4度目）
[成績] 25試合 打率.367 36安打 3本塁打 16打点
山本由伸（オリックス・7度目）
[成績] 5試合 4勝0敗 投球回39 防御率1.38 奪三振42 自責点6
吉田正尚（オリックス・6度目）
[成績] 22試合 打率.416 32安打 7本塁打 23打点
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