10月23日、埼玉西武ライオンズが佐野泰雄、戸川大輔と来季の契約を結ばないことを発表した。
佐野は和光高から平成国際大を経て2014年ドラフト2位で入団した左腕。5年目の2019年には自己最多の44試合に登板したが、以降は登板数を減らし、今シーズンは2試合登板にとどまっていた。
戸川は北海高から2014年育成選手ドラフト1位で入団した外野手。1年目のオフに支配下登録を掴むと、5年目の2019年に一軍初出場を果たし、初本塁打もマークした。今シーズンは6試合で無安打に終わっていた。
また昨季限りで現役を引退しながら、ファームの捕手不足により育成契約で現役に復帰していた駒月仁人との育成契約も結ばないことも発表した。
以下、佐野、戸川のコメント。
佐野泰雄
今まで幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、とずっと埼玉で育ちお世話になってきました。
そしてプロでも埼玉西武ライオンズでプレーすることができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
プロ8年間で一番印象に残っているのは、2019年6月11日のジャイアンツ戦です。
あの日は今井が予告先発だったのですが、自分が緊急で先発することになり、当初2~3回予定だったのが、4回を無失点で抑えることができて、その後のリリーフ陣もみんな好投して完封することができました。
みんなの力を合わせて、チーム一丸でつかんだ勝利でしたので思い出深いです。
いい時も悪い時も、どんな場面でも熱い声援を送ってくださったライオンズファンの皆さまに、本当に心から感謝しています。
ありがとうございました。
戸川大輔
8年間、ライオンズで野球をやらせていただいて、球団には本当に感謝しています。
一番印象に残っているのは、2019年5月25日のプロ初ヒットです。
千葉で打ったプロ初ホームランも印象深いですが、それ以上に、地元ベルーナドーム(当時メットライフドーム)で打った初ヒットの時のあのライオンズファンの歓声は今でも忘れられません。
目立った成績を残すことはできませんでしたが、8年間、応援し支えてくださったライオンズファンの皆さま、関係者の皆さま、そして家族に、感謝しています。
本当にありがとうございました。
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