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【横浜DeNAベイスターズ】未来の正捕手候補・松尾汐恩を1位で指名、2位・吉野光樹と5位・橋本達弥は即戦力候補の投手 | ドラフト名鑑2022

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【横浜DeNAベイスターズ】未来の正捕手候補・松尾汐恩を1位で指名、2位・吉野光樹と5位・橋本達弥は即戦力候補の投手 | ドラフト名鑑2022時事通信
2022年ドラフトを振り返り、新戦力を紹介していくプロ野球ドラフト選手名鑑。松尾汐恩、吉野光樹などDeNAが指名した10選手の経歴やプレースタイルについてまとめた。
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2022年ドラフト総評

34年ぶりのドラ1捕手に、即戦力候補の投手も獲得

1位指名を公言していなかったDeNAは、1巡目で松尾汐恩(大阪桐蔭)に入札し、見事単独指名に成功。捕手のドラフト1位は球団では1988年の谷繫元信(江の川高)以来、34年ぶりのことだ。

2位の吉野光樹(トヨタ自動車)は即戦力候補の右腕。3位の林琢真(駒澤大)、5位の橋本達弥(慶應義塾大)は大学生の内野手と投手。4位の森下瑠大(京都国際)は甲子園を沸かせた左腕だ。

育成でも大型捕手の上甲凌大(四国IL・愛媛)など5名を指名。投打、年齢のバランスが取れた指名となった。

選択選手一覧

指名順名前ポジション所属
1位松尾汐恩捕手大阪桐蔭
2位吉野光樹投手トヨタ自動車
3位林琢真内野手駒澤大
4位森下瑠大投手京都国際高
5位橋本達弥投手慶應義塾大
育1位上甲凌大捕手愛媛マンダリンパイレーツ
育2位鈴木蓮内野手滋賀学園高
育3位今野瑠斗投手東京都市大塩尻高
育4位渡辺明輝投手茨城アストロプラネッツ
育5位草野陽斗投手東日本国際大昌平高

選択選手紹介

1位指名・松尾汐恩(まつお・しおん)

京田辺ボーイズ時代はボーイズ日本代表に選出。大阪桐蔭高では1年秋から捕手に転向し、ベンチ入り。2年春の選抜で全国デビューを果たした。2年夏は正捕手で甲子園に出場。

2年秋は大阪府大会、近畿大会を制し、明治神宮大会でも優勝。3年春の選抜でも打率.353、2本塁打、4打点の活躍でチームを4年ぶり4度目の優勝に導いた。春夏連覇の期待がかかった3年夏は、甲子園ベスト8で敗退。その後の栃木国体を制し、全国三冠を手にした。

高校通算38本塁打(うち甲子園で5本塁打)を放った強肩強打の捕手で、フットワークやスピードも魅力。球団としては1988年の谷繫元信(江の川高)以来、34年ぶりのドラフト1位捕手となった。

ポジション捕手生年月日2004年7月6日
身長178cm体重78kg
投打右右経歴大阪桐蔭高

2位指名・吉野光樹(よしの・てるき)

九州学院高では2年春・夏の甲子園はベンチ外。3年夏は背番号10ながら先発として登板し、熊本大会準優勝だった。高校の1学年上に伊勢大夢(現・DeNA)、1学年下に村上宗隆(現・ヤクルト)がいた。

上武大では2年春から公式戦に登板し、最多勝2回、ベストナイン1回。3年春には全国大会にも出場したが、腰骨骨折のためその後は登板数を減らした。トヨタ自動車では2年目に都市対抗デビューを飾った。

最速150kmのストレートにスライダー、チェンジアップ、カーブなどを織り交ぜる完成度の高い右腕。

ポジション投手生年月日1998年7月19日
身長176cm体重80kg
投打右右経歴九州学院高-上武大-トヨタ自動車

3位指名・林琢真(はやし・たくま)

東邦高では2年夏から二塁のレギュラーで、3年春の選抜に出場。3年夏は愛知大会準優勝だった。高校の1学年下には石川昂弥(現・中日)がいた。

駒澤大では1年春から二塁のレギュラー掴み、4年時には侍ジャパン・大学日本代表にも選出された。守備範囲と俊足はアマチュアトップクラスで、走攻守の三拍子が揃った選手。

ポジション内野手生年月日2000年8月24日
身長174cm体重74kg
投打右左経歴東邦高-駒澤大

4位指名・森下瑠大(もりした・りゅうだい)

京都国際高では2年春・夏の甲子園に出場し、夏はベスト4に進出。3年春の選抜は新型コロナウイルスの影響で出場辞退となったが、3年夏は3度目の甲子園出場を達成。最速145kmのストレートにカーブ、スライダー、カットボールなど多彩な変化球を操る左腕。

ポジション投手生年月日2004年9月19日
身長10cm体重75kg
投打左左経歴京都国際高

5位指名・橋本達弥(はしもと・たつや)

長田高では甲子園出場はなし。慶應義塾大では2年春にリーグ戦デビューを果たし、3年春は全国優勝、同秋は全国準優勝に貢献した。4年時には侍ジャパン・大学日本代表にも選出された。最速152kmのストレートとフォークが魅力で、奪三振能力の高い右腕。

ポジション投手生年月日2000年7月18日
身長181cm体重84kg
投打右右経歴長田高-慶應義塾大

育成1位指名・上甲凌大(じょうこう・りょうた)

184cm90kgの大型捕手。宇和島東高では甲子園出場はなし。伯和ビクトリーズでは1年目から公式戦に出場し、3年目の都市対抗野球大会で2本塁打をマーク。今シーズンから愛媛マンダリンパイレーツでプレーし、前半戦だけで3本塁打を放った長打力が魅力。

ポジション捕手生年月日2001年1月29日
身長184cm体重90kg
投打右左経歴宇和島東高-白話ビクトリーズ-愛媛マンダリンパイレーツ

育成2位指名・鈴木蓮(すずき・れん)

高校通算29本塁打を放った強打の内野手。滋賀学園高では1年夏からベンチ入りし、秋からレギュラー。3年春には遠投120mの強肩を活かし、遊撃手に転向した。甲子園出場はなし。

ポジション内野手生年月日2004年7月18日
身長183cm体重86kg
投打右右経歴滋賀学園高

育成3位指名・今野瑠斗(こんの・りゅうと)

182cm86kgの体格から最速143kmのストレートを投げ込む右腕。東京都市大塩尻高では1年秋からエースで、3年夏にはチームを11年ぶりの長野大会決勝進出に導いた。

ポジション投手生年月日2004年7月13日
身長182cm体重86kg
投打右右経歴東京都市大塩尻高

育成4位指名・渡辺明貴(わたなべ・あき)

188cm105kgの体格から最速151kmを投げ込む力投派。高校中退後に通信制の第一学院高に籍を置きながら、クラブチームの山梨球友クラブでプレー。BC・滋賀、BC・新潟、韓国独立・城南、クラブチームの東京メッツを経て、昨シーズンからBC・茨城でプレーしている。

ポジション投手生年月日2000年1月29日
身長188cm体重105kg
投打右右経歴第一学院高-茨城アストロプラネッツなど

育成5位指名・草野陽斗(くさの・はると)

東日本国際大昌平では3年春からエース。同夏は福島大会準決勝で聖光学院高に敗れて甲子園出場はならなかった。ストレートの最速は151kmを誇る本格派右腕。

ポジション投手生年月日2004年6月7日
身長175cm体重87kg
投打右右経歴東日本国際大昌平高

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