10月28日、北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士が、今季限りでの現役引退を発表した。
会見で杉谷は「テストから入って今日まで14年間ファイターズでお世話になりました。今日は引退会見という言葉は使いたくありません。前進会見ということで、これからの人生を前進していきます」と挨拶。
「シーズンが終わってからたくさんの方に相談して、自分の将来のこと、ファイターズの将来のこと、体のこと、総合的な判断をした上で、このような形になりました」と引退に至った経緯を話した。
「北海道で初めてグラウンドに立ったことを今も鮮明に覚えていますし、あの時の歓声というのは僕の野球人生でもずっと忘れられないもの」「今後は北海道のみならず、全国の野球ファンに恩返ししたい」と語った。
会見の途中、前監督の栗山英樹プロフェッサーがサプライズで登場。杉谷も涙するシーンがあった。栗山前監督から「長い間お疲れ様でした。やりのこしたことはないですか?」と労いの言葉に杉谷も「ないです。これから前身しようと思っています」と今後の意気込みを口にした。
杉谷は帝京高から入団テストを経て2008年ドラフト6位で日本ハムに入団。2011年に一軍デビューを果たすと、2015年には84試合で打率.295の好成績をマークした。2019年には球団史上4人目となる左右両打席での本塁打を記録するなど、記憶に残る活躍を見せてきた。
14年間で通算777試合に出場、288安打、打率.212、16本塁打、104打点、50盗塁という成績を残した。
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