2022年シーズンのセ・リーグ最多勝に輝いたのは、13勝を挙げた阪神タイガースの青柳晃洋だった。2位には12勝の読売ジャイアンツの戸郷翔征、3位は11勝の横浜DeNAベイスターズの今永昇太と大貫晋一のふたりが続いた。
<セ・リーグ勝利数ランキング>
13勝 青柳晃洋(阪神)
12勝 戸郷翔征(巨人)
11勝 今永昇太(DeNA)
11勝 大貫晋一(DeNA)
13勝 青柳晃洋(阪神)
12勝 戸郷翔征(巨人)
11勝 今永昇太(DeNA)
11勝 大貫晋一(DeNA)
今シーズンの青柳は開幕投手が内定していながら、直前に新型コロナウイルス陽性判定を受け一時離脱。初登板は4月15日だった。その試合から3戦3勝。4試合目で中日ドラゴンズの大野雄大との投げ合いに敗れ初黒星を喫するも、その後は9連勝と勝ち星を重ねた。しかし8月2日の巨人戦で白星を挙げてから3連敗。7試合連続で白星がつかず苦しむも、9月27日の東京ヤクルトスワローズ戦で8試合ぶりの白星を挙げ13勝目をマークした。青柳は2年連続でタイトルを獲得したものの、浮き沈みの激しい1年だった。
戸郷は前半戦で15試合に登板し9勝を挙げるも、後半戦では10試合で3勝。前半戦では1度もなかった連敗を後半戦では2度も喫している。今永はシーズン初登板が5月6日と出遅れるも、以降は安定した投球を見せた。とくに8月以降は10試合に登板し9試合でクオリティスタートを達成。7勝1敗と快進撃をエースとして支えた。大貫は8月19日の時点で10勝4敗と6つの貯金を作ったが、それ以降は1勝4敗。勝負どころで勝ち星を伸ばすことができなかった。
阪神で2年連続最多勝を獲得したことがあるのは1965年・66年の村山実だけしかいない。来シーズン青柳が最多勝を獲得できれば球団史上初、そしてセ・リーグでも初の快挙となる。虎のエースとなった青柳は球史に名を残すことができるだろうか。
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