11月23日、福岡ソフトバンクホークスは横浜DeNAベイスターズから国内フリーエージェント(FA)権を行使して移籍した嶺井博希の入団会見を行ったことを、球団公式ウェブサイトで発表した。
会見は福岡市内のホテルで行われ、嶺井は「対戦相手として戦ってきたが、強い雰囲気を持ったチームだし、結果としても強い。そのチームの一員になれたのは誇りです」と現在の心境についてコメント。
入団の決め手については「ベイスターズにもお世話になったが、自分の人生を考えて、挑戦や新しい経験をしたいと思いました」と話した。
沖縄尚学高、亜細亜大の1学年先輩で、バッテリーを組んだ東浜巨について「(ホークスへの入団が)決まった時に『来年からよろしくお願いします』と連絡しました。すると『よろしく、本当にいいチームだよ』返事をいただきました。そのチームでやれる幸せを感じながらやっていきたい」と語り、「もし、バッテリーをまた組めるなら光栄なこと。新しい自分を見せながら、やっていきたいです」とバッテリー復活を望んだ。
さらに「昔から沖縄と九州は一緒という感覚。なので、地元に帰ってきたという気持ちでやっていきたい」と話し、「来年からホークスでお世話になります。1日も早く溶け込んで、チームの優勝の輪に入っていけるように頑張りたい」とファンへ向けてメッセージを送った。
嶺井は沖縄尚学高から亜細亜大を経て、2013年ドラフト3位で入団した捕手。今シーズンは自己最多93試合に出場、打率.205(244打数50安打)、5本塁打、30打点という成績を残していた。
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