11月30日、日本野球機構(NPB)から「ローソンチケット スピードアップ賞」が発表された。同賞は2016年に制定され、試合を心地よく、魅力的にするためにスピーディーに進めた選手及びチームに贈られる。
投手部門では「先発で120投球回以上または救援で50投球回以上に到達した選手」「上記条件に満たない場合、総投球回が120投球回を超える投手については選考対象に含めるものとする」を対象に、レギュラーシーズンにおいて無走者時に最も平均投球間隔が短かった投手が受賞する。
セ・リーグは中日ドラゴンズの小笠原慎之介が11.3秒、パ・リーグは埼玉西武ライオンズの髙橋光成が10.8秒で受賞。
打者部門では規定打席以上に立っており、レギュラーシーズンにおいて無走者時に最も相手投手の平均投球間隔が短かった打者が受賞する。
セ・リーグは阪神タイガースの中野拓夢が11.5秒、東北楽天ゴールデンイーグルスの小深田大翔が11.7秒で受賞した。小深田は2年ぶり2度目。
またチーム表彰では、レギュラーシーズンにおいて最も平均試合時間(9回試合のみ)が短かったチームに贈られる。セ・リーグでは読売ジャイアンツが3時間7分で4年ぶり、パ・リーグでは埼玉西武ライオンズが3時間6分で5年ぶりに受賞した。
以下、受賞選手のコメント。
中日ドラゴンズ・小笠原慎之介
「ローソンチケット スピードアップ賞」を受賞することができ光栄に思います。ピッチングの内容次第でチームの勝敗に大きく影響します。リズム良くテンポのいいピッチングをすることで相手チームへの流れを切り、自チームの攻撃時にいい流れを呼び込み、勝利へ導くことができると思います。来季もテンポのいい投球を心掛け、少しでも多くチームの勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。
埼玉西武ライオンズ・髙橋光成
ストライクを先行する、テンポ良く投げる事を毎試合心がけていたので、その結果が今回のスピードアップ賞の受賞につながった事は非常にうれしく思います。テンポが良ければいい流れを作れることができると思うので、2023シーズンもチームの勝利に貢献できるよう精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします。
阪神タイガース・中野拓夢
打席の中で、自分の役割を果たそうと集中して投手と対戦できた結果だと思うので、受賞することができて嬉しいです。走攻守でスピード感あふれる、スピーディーなプレーを意識して頑張っていきたいと思っていますので、引き続きご声援よろしくお願いします。
東北楽天ゴールデンイーグルス・小深田大翔
またいただくことができてうれしく思います。今年も特に意識はしていないのですが、いつものプレーが試合のスピードアップに貢献できて良かったです。投球間隔は短く、走塁の方もスピードアップして、来年はスピードアップ賞と盗塁王を目指して頑張ります。
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