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【コラム】記録ラッシュの村上宗隆が新たな偉業に挑む。ビジター球場、走者ありで本塁打量産|プロ野球

【コラム】記録ラッシュの村上宗隆が新たな偉業に挑む。ビジター球場、走者ありで本塁打量産|プロ野球球団提供
【プロ野球 コラム】東京ヤクルトスワローズは、8月30日からの2連戦で読売ジャイアンツ(巨人)と対戦する。報知新聞社・片岡優帆記者に注目選手を挙げてもらった。
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ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が、30日の巨人戦(京セラドーム大阪)でプロ野球記録に挑む。

26日のDeNA戦(横浜)の第3打席から本塁打、本塁打、四球。27日のDeNA戦が右安、申告敬遠、右安、右安、右安、右本。28日のDeNA戦が四球、四球、四球、右本、中安。2位DeNAとの大事な3連戦で計11打数9安打、4本塁打、9打点と漫画の主人公のような活躍で、3連勝に大きく貢献した。現在9打数連続安打、14打席連続出塁で、13年の広島・広瀬純の15打席連続出塁の日本記録に王手。連続打数安打も日本記録の「11」まで、あと「2」と迫っている。

さらに現在49本塁打で02年の巨人・松井秀喜以来となる日本人の50号にも王手。シーズン60本ペースで、バレンティンの日本記録60号も狙える位置にいる。それでも、村上は個人の記録よりチームの勝利を最優先に考えていると強調する。

「もちろん(60本)打てればいいですけど、ペースはペースなので。本当に目の前の試合に集中して取り組んで、最終的にどうなっているかを楽しみにしたいですし、とにかく今はチーム勝って優勝してみんなで喜び分かち合いたい思いが強い。そのピースにはまって勝つことが大事なので」

当然、相手バッテリーの攻めは厳しくなるが、状況に応じた打撃に徹しているため、ボール球を振ることが少ない。打率3割4分、49本塁打、120打点と圧倒的な数字で3冠王。97四球、出塁率4割7分6厘もリーグトップを独走している。高津監督は「よく考えて打席に立っていると思います。四球もそうですし、甘いところにくればホームランを打てるスイングもする」とベンチから見て村上のすごみを感じている。

今季はプロ野球史上初の5打席連続本塁打、史上最年少22歳6か月での150本塁打達成など、数々の記録を更新。49本塁打のうち本拠地神宮では17本塁打だが、バンテリンドームで10戦7発、甲子園球場で6戦5発、横浜スタジアムで11戦6発など、ビジター球場で32本塁打を打っている。さらに、49本のうち30本が走者ありの複数打点の本塁打で、ソロは19本。走者を置いて、打って欲しい場面で期待に応えて一発を打つ。驚異的な集中力と勝負強さで首位を走るチームの先頭に立つ。

チームは残り27試合。進化を続ける“村神様”にとって現状の好成績も通過点でしかない。目標は1日1日成長すること。「去年より確実にどの部分も成長していますし、できる限り打ちたいと思いますし、そういう努力をしてる結果かなと思います。残り試合、集中して打席に立っていきたい」と向上心は尽きない。

ヤクルトは2位DeNAとの直接対決に3連勝して7ゲーム差に広げ、2年連続セ・リーグ優勝へ大きく前進した。8月は7連敗など苦しかった時期もあるが11勝11敗の五分に戻して月間勝ち越しの可能性も出てきた。村上は「これから先苦しいこと何度もあると思うんですけど、みんな前を向いて、必死にプレーしているので、その姿勢だけは崩さずやろうという話はしていた」という。

日本タイ記録の15打席連続出塁がかかる30日の巨人戦(京セラドーム大阪)の第1打席、相手はエース・菅野智之投手。村上の打席に大きな注目が集まる。

文・片岡優帆

1985年11月28日生まれ。36歳。神奈川県相模原市出身。2008年に報知新聞社に入社後、巨人、DeNAなどを担当。今年は野球担当としてプロ野球・アマ野球を取材。

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