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【コラム】ヤクルト・サイスニードが小川泰弘に次ぐ今季22度目の先発。DeNA大貫と注目の投げ合い|プロ野球

【コラム】ヤクルト・サイスニードが小川泰弘に次ぐ今季22度目の先発。DeNA大貫と注目の投げ合い|プロ野球球団提供
【プロ野球 コラム】東京ヤクルトスワローズは、9月24日からの2連戦で横浜DeNAベイスターズと対戦する。報知新聞社・片岡優帆記者に注目選手を挙げてもらった。
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2年連続のセ・リーグ制覇へ、優勝マジック「4」としているヤクルト。24日の2位DeNAとの直接対決(神宮)はサイスニード投手(29)が先発する。

来日2年目の今季は21試合に先発、118.1回を投げて8勝6敗、防御率3.80。先発登板数、投球回数は小川(23先発・144.1回)に次ぐチーム2位で、勝利数は小川、高橋、木沢と並んでチームトップタイと奮闘している。

9月は3試合で1勝1敗、防御率1.08。10日の広島戦(神宮)は3回途中9失点も、味方の失策絡みで自責点は1だった。2日の中日戦(神宮)は7回無失点。21日の中日戦(バンテリンドーム)は7回1失点と状態は悪くない。

今季のヤクルトは7月に多くの選手が新型コロナ陽性判定で離脱し、チーム編成に大きな影響が出た。9月に入って再び多くの選手が陽性判定を受け、先発の高橋、小沢も離脱した。

苦しいチーム事情の中、9月は17試合でサイスニード、小川、原、石川、高梨、小沢、プロ初登板の山下、2年ぶり先発の大西と計8投手が先発。そのうち6回以上自責点3以下のクオリティースタート(QS)をクリアしたのはサイスニード、小川が2回ずつの計4試合と、サイスニードの存在感が高まっている。

来日1年目の昨年は13試合に先発して6勝2敗、防御率3.41。リーグ優勝に大きく貢献したが、シーズン終盤に足を痛め、リーグ優勝決定後に家庭の事情で米国に帰国した。

そのため、日本シリーズは不参加。オリックスとの激闘を制して日本一に輝いたチームメートの姿は、米国内で動画配信で見届けた。「いちファンとして見た感じで、最後の試合は興奮しました」と喜び、遠く離れた日本の仲間に祝福のLINEを送ったという。

今年は日本シリーズまでフル回転して歓喜の輪に加わる覚悟だ。24日のDeNA戦に勝利すれば、優勝マジックは2つ減って「2」となり、25日の同カードに勝利すれば優勝という「王手」に持ち込める。

対DeNA打線のポイントの一つは、一発をいかに防ぐか。サイスニードは今季被本塁打17本。セ・リーグ最多は広島・大瀬良の18本で、それに次ぐ多さとなっている。DeNAは23日のヤクルト戦(神宮)で宮崎が3試合連発となる2本塁打、佐野、楠本、森にも一発が出て計5本塁打。他にも牧、ソト、桑原ら長打力のある打者が並ぶ。

本塁打による失点が多いとはいえ、プラスに考えれば、今季サイスニードは被本塁打ゼロの試合は8試合で5勝0敗、防御率0.69と負けなし。一発を防ぐことができれば、長いイニングも視野に入ってくる。

9月2日の中日戦、史上最年少50号本塁打を打った村上宗隆内野手(22)と一緒にヒーローインタビューを受けたサイスニードは「ムラカミ、ダイ、ダイ、ダイスキ!」と絶叫した。その直後、村上が「サイスニード、大大大大好き!」とアンサーして盛り上がった場面は記憶に新しい。

56号本塁打に王手をかける村上が連日、注目を集める中、サイスニードの投球が攻撃陣にいい流れを呼び込めるか。今季11勝を挙げているDeNA・大貫との注目の投げ合いとなる。

文・片岡優帆

1985年11月28日生まれ。36歳。神奈川県相模原市出身。2008年に報知新聞社に入社後、巨人、DeNAなどを担当。今年は野球担当としてプロ野球・アマ野球を取材。

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